マリンピア日本海にラッコを見に行こう!日本で6つの水族館でしか見られない絶滅危惧種なんです

日本ではすっかりおなじみとなった水族館のアイドル、ラッコ。
貝をお腹の上で叩きつけて割ったり、手をつないで寝たりとかわいさ満載です。
ちなみに上の画像はマリンピア日本海のラッコではありませんよ。単なるイメージ画像です。
そんなラッコが驚いたことに、日本には現在、6か所の水族館のみで合計8頭しかいないのだそうです。ガビーン。
しかし、そのうちの1か所がなんと我が新潟県新潟市が誇るマリンピア日本海だというではないですか。こりゃ驚きです。
そうです、新潟市内でラッコが見られるのはかなりラッキーなことなんですよ。
さらに驚いたことに、ピーク時には120頭以上もいたというラッコが絶滅危惧種に指定されているのだそう・・・なんてこと(汗)
日本にいるラッコは和名で「ラッコ(英名Sea otter)」と「アラスカラッコ(英名Eastern sea otter)」の2種類らしく、マリンピア日本海にいるのは「アラスカラッコ」の方です。
マリンピア日本海の場所
中央区界隈にお住まいの方なら今さらって感じだと思いますが、そんなマリンピア日本海の場所をおさらいしましょう。
もっとも海に近い道沿いにあります。
青陵大学や護国神社がすぐそばに。
今回調べてる最中に知ったのですが、中央区の海沿いの道は、402号線ではないんですね・・・。
402号線沿いとサッと言いたかったんですが、マップみたら違ったもので。
西区と中央区は信濃川で仕切られてます。
中央区に入っても海沿いを走り続けるためには、西区と中央区を結ぶ浜浦橋を渡らず、その手前で水門の方へ左折します。そして新潟大堰橋を渡り終えたらまた左折して海沿いに出ます。
この海沿いの道、中央区側には「402」という表示がないんですよね。
浜浦橋を真っすぐ渡って中央区に入り、文京町住宅やセブンイレブン信濃町店がある道が402号線となっているんですね。
海沿いは全部402号線だと思ってました。西区暮らしが長かったもので。
余談でした。
ラッコの頭数の減少の概要
- 1980年代前半に日本に上陸
- 1994がピークで122頭
- 2000年に絶滅危惧種。輸入不可に。
- 現在日本には8頭ほどしかいない。
日本で頭数がピークだった1994年のわずか6年後の2000年に絶滅危惧種に指定されているのが驚き。
輸入にたよっていたという事なんですかねえ。
いま日本でラッコがいる水族館

現在日本国内でラッコがいる水族館は、冒頭で述べた通り6か所しかありません。
その6か所は以下の水族館です。
- マリンピア日本海(新潟県)
- のどしま臨海公園水族館(石川県)
- 鳥羽水族館(三重)
- 神戸市立須磨海浜水族園(兵庫県)
- アドベンチャーワールド(和歌山県)
- マリンワールド海の中道(福岡県)
太字の水族館にはラッコが2頭います。他は1頭。
たったこれだけの水族館でしかラッコが見られない!
全国に6か所しかないので、日本在住で「ラッコが見たい!」と思っても見に行くのもそうそう簡単ではないということ。
「ラッコさんが見た~い♪ 水族館連れてって~」
「ラッコさんは〇〇県にはいないんだよ。すご~く遠いところにいるの。大人になったら会いに行こうね」
などと、小さなお子さんにねだられても、言って聞かせるしかないのです。
それが、新潟市在住なら、「よし、今週末に行こう!」と言えちゃうんですから。
ラッコに関してはかなり恵まれた環境なんです。マリンピア日本海は貴重ですね。
マリンピア日本海にいるラッコは、オスの「クータン」です。18歳というラッコとしては高齢なのだそう。
石川県七尾市にある「のどしま水族館」にはメスの「ラスカ」というラッコがいて、24歳という高齢です。人間で言うと90歳くらいだそう。
実は新潟市のクータンは、このラスカの息子なのだそうです。
ラッコの寿命は15~20年と言われているので、クータンもですがラスカは結構ご長寿です。
今後もどうか元気でいてくれることを願います。
ラッコの今後

現在、日本国内での繁殖を目指しているそうです。
でも難しいんだそう。
輸送によるストレスにとても弱いらしいです。
なのでお嫁に行く、お婿さんに行くのが簡単ではないという事ですね。しかもみんな結構ご年配らしくて・・・(汗)
おじいちゃん、おばあちゃん、まで行かないとしても、きっと中年くらいの年齢にはなっているでしょう。
ラッコが輸送されて異性のもとに届けられるって、そりゃ生活環境変わりまくりで大変です(汗)。
「私、あっちの水が体に合うかしら」
などと、県外に嫁ぐことに不安を感じていることでしょう。
ちょっと思ったのですが、2頭いる水族館は全国でも2つだけなので、残りの4つの水族館のラッコはひとりぼっちですね。
飼育員さんと仲良しなのかもしれないですが、同種族の友達は1人もいないわけで、それはそれでかわいそうな気がします・・・。
とにかく、現在日本で生息しているラッコたちが、少しでも健康で長生きしてくれることを願います。
そしてできることなら、2頭存在する水族館がオス・メス1頭ずつなら、繁殖してくれたら嬉しいですね。
ラッコは寝る時に流されないように手をつないで寝ると言いますが、新潟のマリンピア日本海で見られる日が来ることを願ってます。
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