新潟の誤解。何故広まったかわからないけど県外の人が勘違いしてること

2019-04-03

新潟駅の北口外観

県外の人に伝えたい。

「全国で知られている新潟イメージは間違ってる」と。

名物も、新潟人の好みも。

今日はそんな新潟の誤解をいくつか挙げていきます。

新潟の誤解

では新潟が他県民に誤解されている内容をお伝えします。

とりあえずこんな風に思っていたら、それは誤解です。

  • お米はいつもコシヒカリ
  • たれカツ丼じゃないとカツ丼じゃない
  • いつも越乃寒梅を飲んでる
  • カレーの味がする唐揚げが大好き
  • いつも笹団子食べてる
  • 何にでもかんずりを入れる

新潟の人がみんなこうだなんて、そんな事はありません。

もちろんそういうご家庭も中にはあるでしょう。ですが、新潟県民の多にあてはまる事ではありません。当てはまるとしても一部だけです。新潟市だけで考えてもそうです。上に挙げた中の1つとして、新潟市全体に当てはまることなんてありません。

1つずつ誤解を解いて本当のところをお話させて頂きます。

いつもコシヒカリを食べている

新潟産のコシヒカリは高いので普通の人は食べてません。

もし「うちはいつも魚沼産のコシヒカリを食べている」なんて人がいたら、明らかなお金持ちです。その位の高価な代物なんですよ。新潟県民だから気軽に手に入る、なんてことはありません。

農家さんなら、自分たちで作ったコシヒカリを食べているかもしれませんが、それでも魚沼産はめったにないです。だって魚沼地方で米農家やってるなんてのは、新潟県全体で見たらのほんの一部の方々ですからね。

お米を作っている農家さんは、新潟県内の至るところに存在します。

スーパーにいけばコシヒカリ以外の品種も、ブレンド米(色んな品種をまぜた産年が書いてないお米)も多数売ってます。コシヒカリなんて売場のほんの一部。魚沼産コシヒカリは置いてない事すらあります。私は頻繁にスーパーに買い物に行きますが、むしろ置いてないことの方が多いです。

まず普通のご家庭では買わないでしょうね。

少なくとも私は自分で一度も買った事がないです。普段の安いお米の2.5~3倍くらいの値段しますからね。自分で買ったことなんて一度もありません。頂いたこともないですし。「魚沼産コシヒカリ使用となっているお店で食べているのかもしれない」程度です。

カツ丼と言えばタレかつ丼

テーブルに置かれたタレかつ丼のアップ
  • 新潟県民はタレかつ丼ばっかり食べている
  • タレかつ丼が大好き
  • カツ丼と言えばタレかつ丼のことで、卵とじカツ丼のことではない

これ、すべて間違いです。

一応言っておきますが、中にはそういう方もおられるでしょう。ですが、新潟県民、新潟市民の大多数がそうかというと違います。

かつ丼といえばタレかつ丼の事だとか、卵とじかつ丼って注文しないとタレかつ丼が出てくるのが当たり前とか。そんなことないです。

そういうお店もあるのかもしれないですが、そっちの方が珍しいと思います。

それが新潟の老若男女のほとんど!みたいな雰囲気でテレビで放送したり、ネットで紹介したりするのはさすがにやめて欲しいですね(汗)。

もしそういう記事を見かけたら、それを書いた人は新潟に住んでない、もしくは在住歴が短い人ですね。

カツ丼と言えばたれカツ、なんていう方は、どんなに多く見積もっても5割は絶対いないでしょう。居ても2、3割とかじゃないかなと。

新潟でちょっと有名な、とあるチェーン店はタレカツをウリにしているので、そこの常連さんとかはタレカツが普通なのかもしれません。でもそんな方はごく一部です。

比較的若い方は、ある程度の年齢の方(30~40代以上)に比べると、少しタレかつ丼の親密度が高いみたいです。

知り合いのお子さんとか、タレかつ丼が広まってから生まれた人の中には、カツ丼と言えばタレかつ丼のこと、という方も実際にいます。

親御さんが主にタレかつ丼のお店に連れて行ってたら、お子さんがそういう感覚になるのも自然でしょう。

私は普通に「和幸」とか大好きです。

カツ丼は卵とじの方が好きですし、豚カツはとんかつソースで食べたいです。

新潟でチェーン展開している「かつや」は普通にとんかつソースで食べる豚カツです。安いのにサックサクで美味しいです。

ちなみに新潟県民の間でもあまり知られてないようですが、かつやは新潟発祥のホームセンタームサシのグループらしいです。

新潟の銘酒といったら越乃寒梅

味のある木のテーブルに置かれた白いとっくりとおちょこ

これは県外の方の認識です。

新潟では以前からそこまで好まれて飲まれたりしてないと思います。

正直言うと、寒梅だけでなく、他にも美味しい日本酒はいくらでもあるんですよね。

久保田や八海山とか、その辺の方が好きな方は少なくないと思います。なぜ寒梅ばかりがあそこまで有名になったのか理由も不明です。

もちろん好みもあるんでしょうけどね。でも実際、そうおっしゃる人は多いです。

カレー味の鶏の唐揚げが大好き

白いお皿に盛られた半身揚げ。下にキャベツが敷かれている

鶏の半身揚げが他県ではあんまり売ってないってテレビで観ましたけど本当ですか?

新潟では普通の食べ物です。スーパーにも売ってたりします。

最近よく言われるのが「新潟県民はカレー味の唐揚げが大好き」という触れ込み。これ、ちょっと違います。

問題は「カレー味の」という部分。

カレー味の唐揚げが好きという認識は持ってないです。

周りの人に聞いてもそうでした。

半身揚げという鶏一羽の半分の大きさの唐揚げが存在し、「スパイスにカレーパウダーも混ざっていることがある」というだけ。必ずしもカレーパウダーが使われてる訳でもないです。

カレーパウダーが使われている場合だって、確かにカレーの味がするのはわかるけど、「カレー味の唐揚げ」とまで思ってません。

そもそも、多くのお店では注文時に味付けを選べますし。

ノーマル、ガーリック、カレーがよくあるパターン。

そこでカレーを選べば少々カレー風味になるというだけ。

ほとんどの人は普通の味を選ぶと思います。大人の男性なんかはガーリック好きが多かったりするのかも。

とにかく、「新潟県民は皆カレー味の鶏の唐揚げが大好き」は違いますので。

笹団子を頻繁に食べてる

笹団子

笹団子は美味しいですが、そんなしょっちゅう食べません。

くどいようですが、そりゃ中には頻繁に食べてる人もおられるのかもしれないけど、みんなが頻繁に食べてるなんて事はないです。どこかからのいただき物が多いです。

僕の場合は、頻度で言ったら年に1、2回。個数で言ったら年に10個も食べない事が多いですね。1回も食べない年もあります。むしろその方が多い。

食べるときはまとめて5個とか食べたりするんですけどね。

祖母の家とかで夜中に目覚め、トイレがてら茶の間のテーブルの上にあった笹団子を2、3個食べてまた寝るとか好きです。

そもそも、どこでも買える物じゃないんですよ。

少なくとも、ドラッグストアやコンビニにはないです。スーパーにはあります。

田中屋とか丸屋、坂田屋、岩船家、市川屋など、挙げたらキリがないのですが、主に和菓子屋さんなど多数のお店で作られて売っています。

何にでもかんづり入れる

新潟の上越地方の妙高市の名産で、有名な香辛料にかんづりというのがあります。

上越市というのは、新潟県を3つの地方に分割したうちの、湯沢や苗場という豪雪地帯を擁する地方の呼び名で、関東から一番近いエリアです。

かんづりは新潟市など下越地方の人でも知ってて、スーパーなどで普通に買えます。

唐辛子を雪の上に干して作る物で、色は真っ赤で、普通のカラシみたいに練り物になって小瓶に入ってます。

「新潟県民は辛みと言えば何にでもかんづりを付ける」と以前テレビで言っていたんですが、そんなことありません(笑)。

食べ物によっては、かんづりが合わない物はどうしてもあるし、他県の人と同じように物によって使い分けます。わさびもカラシも七味唐辛子も使いますよ♪

かんづりを使うことは、正直滅多にないです。まず家に常備してないですからね。少々お高いし。

かんづりを作っている妙高地方では、新潟県内の他の地域よりはメジャーな調味料だと思います。でですが、それでも数ある香辛料の中の1つとして使っている筈です。

誤解の原因

まずは、なぜ新潟の曲がった情報が広まってしまったのかを、一応考えておきたいと思います。

まず何と言っても第一はテレビの影響です。

テレビで新潟のことが放送されるたびに、変な脚色や誇張、もしくは作話と言っても過言でないことばかりが伝えられてきました。

いつもテレビを観て「え?新潟に住んでるけどそんなことない?というか事実と違う!」と感じることが非常に多くありました。放送内容の半分以上が違和感のあるものだったり。

そんなことがたびたび繰り返され、いつの間にか現実とズレのある新潟のイメージが広まってしまいました。

それからネット。これも大きな問題です。とくにまとめサイトです。

地元以外の人がネットの情報をかき集めて書いて、Twitter画像を挿入して完成、という記事が多い。これも原因の1つかもしれません。

これは多分新潟に限ったことじゃないでしょうけど。

ある程度の年齢以上の地元民が見たら一発でわかります。

新潟と言えばこれ、ここが地元民に人気、これは外せない!みたいな記事の多くは頭に「?」が浮かぶのが多いんですよね(汗)

いま県外の方に広く知られてるのは、一部の業界が近年流行らせた物がほとんど。新潟県民からしてもオススメしたい名物も多少含まれてますが、そういうことは少ないです。

なぜそういう本当に良いお店が広まらないんだと不思議に思いますが、その理由は多分、アピールがあまり上手ではないからだと思います。

それか、良い品はたいした宣伝をせずとも十分に人気で、ロングセラー商品になっていたりします。だからそうそうアピールしないのかもしれません。

ともかく、一部の人が自分たちの利益のためや、無理矢理書かれたまとめ記事のために偏った情報は受け入れがたいですよね・・・。

県外の方にも、せっかく新潟に来たなら、それがたとえ誰であろうと、本心でおすすめする物を食べて欲しいです。

まとめ

とりあえずパッと浮かんだ誤解を挙げただけでもこれだけ出ました。

意外と感じた物もあったと思います。

本当はまだたくさんあるんですけど全部挙げたらキリがないし、言いたくたくてもあまり声を大にして言えない事もあります(笑)。

少しでも新潟の本当の姿が広まり、県外から旅行に来られる方が本当に良い物を食べて、体験する事が出来るように、新潟の本当の良さを発信していきます♪

何か聞きたいことがあればいつでもご質問ください。メッセージに気付きしだい返信させて頂きます。