家系っていったい何のこと?横浜家系ラーメンについて今一度調べてまとめてみた

2020-02-23

ラーメン好きなら1度くらいは「家系」という言葉を聞いたことがあると思います。

「いえけい」と読みます。「かけい」とか「やけい」ではありません。

「二郎系」というのと同じように、ラーメンのジャンルです。

ある伝説的なお店の流れを組む、ラーメン屋さんの系統を表す言葉です。

知ってるようで知らなかったこの言葉、このたび改めて調べてみました。

家系の元祖

現在は非常に多くの家系ラーメン屋さんが存在しますが、その元祖の1店舗はどこなのか。

家系の元祖は、「吉村家」というお店で間違いなさそうです。

神奈川県横浜市の新杉田という場所で、吉村実さんという方が1974年(昭和49年)に創業したと言われるお店です。

ここが家系の始まりだと言われています。

吉村実さんはテレビにもここ数10年の間に何度も出られており、ラーメン界隈ではかなりの有名陣みたいです。

最近でもテレビに映ってたのを拝見しましたが、それなりのお年のようでした。

たぶん70歳前後くらいに見えました(違ったらごめんなさい)。

このお店で修行したお弟子さんや孫弟子さんが神奈川県を中心に広がっていき、新潟県にも幾つもの家系のお店が存在するようです。

その中には「直系」(詳細は後ほど)と言われる類のお店も存在するのですが、これはかなりレアな事みたいです。

直系とは

家系には「直系」と呼ばれる特別なお店のようなものがあり、そうでないお店と区別されている感があります。

吉村家のサイトにも記載されているので公式事項みたいです。

それによると、直系のお店には必ず以下の2つが貼り出されているとのことです。

  • 家系皆伝
  • 家訓

ちなみに、2020年2月時点で公式サイトに記載されている直系店舗は以下5つだけです。

  • 杉田家
  • はじめ家
  • 上越家
  • 厚木家
  • 高松家

上越家は新潟県上越市にあります。

新潟市から下道で行くと、海沿いの道を延々走って8号線沿い。GUやご当地スーパーのイチコの近く。

数少ない直系店舗が新潟県にもあるなんて何だかちょっぴり嬉しいですね。

直系のお店の家系ラーメンを食べたことがないので行ってみたいのですが、何しろ上越なのでそう簡単には行けなくて。

上越方面に行く機会があったら一食は上越家で食べてみたいです。

家系の流派

家系にはどうも流派的なものが存在するらしいです。

ラーメン業界の、それも家系に詳しいブロガーさんの手記を読むと、大きく分けて幾つかに別れる模様。

それがこちら。

  1. 総本山吉村家系
  2. 本牧家系
  3. 六角家系
  4. たかさご家系
  5. 上記4系統に準ずる系

本牧家、六角家は名前は聞いたことがある気がします。

ちなみに上から3つの、吉村家、本牧家、六角家を御三家と呼んだりするらしいです。

とにかく、吉村家が元祖でそもそもの大元なのは確か。

そこで修行した方が出したお店や、そういう独立したお店で修行した人のお店などと、色々あるみたい。

我々一般消費者にとっては、独立した中でも直系のお店は数少なくて凄いんだよ、くらいまでの理解でよろしいと思います。

家系ラーメンの特徴

のぶ家のラーメン

家系ラーメンには一般的に以下の特徴があります。

  • スープが豚骨ベースの醤油味
  • 麺が太麺
  • 具がほうれん草、のり、チャーシューである
  • 鶏油が入ってる
  • オーダー時に油の量・味の濃さ・麺の固さなどを注文できる

などなど。関東方面在住の家系に詳しい方のブログなんかを読んでるとこんな情報が出てきます。

確かにこれは家系のお店のラーメンには必ずある特徴です。

これ以外で、僕が家系だと判断する材料があるのでご紹介しておきます。

  1. 店名が「〇〇家」
  2. メニューにキャベチャーがある

この3つが判断材料として大きいです。

キャベチャーというのは、キャベツとチャーシューをごま油と醤油で和えたものだそう。御三家の1つの六角家が始めたものだという話です。
ということは、六角家系のお店でしかキャベチャーがないのかなと思ったりもしますが、そこまで存じておりません。

特に店名が「〇〇家」となっているかどうか。

ラーメンが家系の味で、さらにこれが当てはまればだいたい家系です。

これが当てはまればたいてい家系です。

この2つが当てはまったら、だいたいは上の家系ラーメンの特徴が当てはまってるハズです。

全国どこにいてもあの味が食べられる

家系のお店の良い店の1つに、味が似ているということがあります。

似たような味というのは良くないことの様に聞こえるかもしれませんがメリットなんです。

全国各地どこにいようとも、「〇〇家」というお店に入ればだいたいいつものあの美味しい味のラーメンが食べられるというのがあるんですよ。

全国どこで松屋行っても同じ味が食べられるように、家系ならそこまで全く同じではないものの、系統が同じで似てる味が食べられます。

全く知らない土地のお店のことはわからないもの。

疲れていてお店探しが面倒でも、時間があまりなくても、家系のお店さえ見つけられたら、だいたい味の予想つくしそうそうハズレを引くこともないので助かるんですよね。

多少なりとも家系ファンなら、その土地の家系のお店を1つ開拓したという、コレクション的な満足感もあります。

新潟市にある家系ラーメン屋

家系を語るとかそういうことは置いといて、個人的にいかにも家系っぽい味だなと思っている3店を挙げます。

  • 心一家
  • 奥村家
  • のぶ家

この3店舗が私が知っている新潟市にある家系のお店です。

そこまで家系のことが詳しい人間でも何でもないですが、一応家系のラーメンはどんなのか大体理解しているつもりですし、家系のラーメンは大好きです。

家系のお店い行けばまずそうそう外れないどころか安定の美味さがあるんですよねえ。

このお店以外にも家系と思わしきお店はあるのですが、確信が持てないお店もあります。逆に家系だと思ったら家系ではないお店もあったり。

その辺も含めて新潟市の家系のラーメン屋さんを以下の記事にまとめました。

まとめ

家系とは何なのかということと、新潟市にある家系のお店をまとめました。

  • 元祖は吉村実さんが開業した吉村家
  • 多くのお店は店名が「〇〇家」
  • 豚骨醤油
  • 麺が太め
  • 具がほうれん草、のり、チャーシュー
  • メニューにきゃべちゃがある

というのが家系のわかりやすい特徴です。

コアなラーメンファンの方々や家系に関わる方からすると甘いのかもしれませんが、一般的な消費者として楽しめる程度にまとめたつもりです。

以前の僕は「家系」という言葉だけは見たことがあったけど、なんと読むのかすらわからず。

ラーメンなのに「家」の「系」って一体どういうこと? お座敷があるお店とか、アットホームなお店の総称かなとか思ったり。

結構モヤモヤしてたのですが、真実は以外とシンプル。

その意味を知ったときに「そういうことか」とスッキリしたのを覚えています。

同じように意味が分かってスッキリされた方が居られたら幸いです。