新発田城で本丸の表門と辰巳櫓と旧二の丸隅櫓を見て来た
新発田城とはこんなとこ。現存する建物は少ない
その昔、新発田藩という物があり、そこの初代藩主は溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)。
その方が慶長3年(1598年)に築城を開始し、3代目の溝口宣直(のぶなお)のときに完成したんだそう。
新発田城は別名、舟形城、菖蒲城ともいわれるそう。
現存するのは本丸の以下の3つ。
- 右:辰巳櫓
- 中央:表門
- 左:旧二の丸隅櫓
それと三階櫓です。
3匹の鯱を配するという独特の櫓で、全国にも例がない大変珍しいものだそう。
この三階櫓、辰巳櫓が平成16年に復元されたとの事。
現存と言ってもほとんどが復元みたいです。新発田城に限らず、全国のお城のほとんどがそうみたいですね。さすがに何100年も経ってるし、戦で破損したりと傷む理由が多々ありますものね。
新潟県にある城址としては、新発田城、春日山城、高田城、村上城、鮫ヶ尾城などをはじめ、100以上存在するようです。
が、建物があるお城自体はかなり少ないです。
という事は、残りは城跡という事になり、この場所にお城があったんだよ、という土地がわかる位で、あっても石垣やお堀くらいなのでしょう。
新発田城は、中が見れるのは開門されてる4月~11月の間だけ。
城という物に初めて行った私。
建物の形が残っている部分は少なかった物の、ここで実際に戦が行われ、命を落とした兵士がいたのか・・・と思うとちょっと切ないというか恐怖というか。
当時の様子を表した図。
新発田城の場所
JRの「新発田~、新発田~」のイントネーションが気になる新発田駅。
その新発田駅から車で10分くらい。新発田駅前の商店街から割と近いです。昔の繁華街この駅前通りでした。
今は開発されて、バイパスのインター付近が一番の繁華街ですが、30年くらい前は駅前にファミコンのレンタルショップがソフトを1本1泊500円も取ってたり、麦畑でパンを買ったり、SLが置いてある東公園で遊んだり。
西新発田高校、蕗谷虹児記念館、新発田警察署に囲われたエリアが新発田城跡という感じ。
新発田城跡そのものが非常に広いので、どの方向から行くか迷う。
でもあやめ幼稚園や新発田郵便局の辺りかた近づいて駐車場に停めるのが行きやすそうです。
とりあえず本丸正門には近いです。
新発田城の駐車場
駐車場は何か所かあり、広いので停める場所に困る事はほぼないと思われます。
この駐車場も広いですが、新発田城の駐車場はここ以外にもあります。
日曜でもこの状態ですから、混んでいて停められない事はなさそうです。
正門に着く前に旧二の丸隅櫓が見えます。
門をくぐろうと中に入ると、ガイドさんが受付をしています。
料金は無料ですが、パンフレットが貰えたり、統計のために市内、市外から来たのかを聞かれました。
旧二の丸隅櫓に向かう道。旧二の丸隅櫓から下を見下ろした図。
新発田城本丸の辰巳櫓・旧二の丸隅櫓の中の様子
辰巳櫓・旧二の丸隅櫓の中を見学し撮影してきました。
ここから登ってくる敵兵に矢を放ったりしたのでしょうか・・・。
わかっていても何故か頭をぶつけます(笑)。かなり急なので天井が近いんですね。
降りるときはかなり怖い。慎重に降ります。
新発田城の正門前の安兵衛茶屋と顔抜き
来た時には気づかなかったけど、正門前には安兵衛茶屋というお土産とところてんや甘味を売ってるお店と、顔のとこだけ穴が空いてて写真を撮れるやつもありました。
新発田城の情報
営業時間:9時~17時(11月は16:30まで。4~11月。冬季は休業)
定休日:営業期間中は無休
入場料:無料
駐車場:多数有
住所:957-0052 新潟県新発田市大手町6丁目4
TEL:0254-22-9534
お問い合わせ:新発田市教育委員会 文化行政課(0254-22-9534)
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