新潟市の暮らしやすい街を探す具体的な方法を考えてみた
新潟市内で住みやすい街を探す方法ということでまとめてみました。
私は不動産屋さんなどその道のプロでは全くありませんが、引越し経験は8回ほどあり、その内4回は新潟市内での移動です。
物件や住みたい街を探すのは趣味のようになっており、引越し前の2か月は毎晩2時間くらいSUUMOで物件の間取り図見てはGoogleマップで場所を調べる、というのを週5ペースでやり、良さそうなところがあれば週末下見に行く、という事やってた変わり者です。
そんな中で多少見えて来たことなど、新潟市に住んだご経験がない方、これから引越しを控えてる方に何か役立つかもしれないと思い、この記事を含め、住環境に関する個人的な見解の記事を幾つか書きました。
新潟市における住みやすさの条件とは何なのかということを以前の記事にて、
- 生活に必須な事にかかる時間がなるべく少なくすむ(時間効率性)
- なるべくお金が掛からない(経済性)
- 静かな住環境 (安静度)
という観点で考えてみました。
そして、住みやすい街の例として以下のエリアを挙げました。
- 出来島
- 小針4~6丁目・小針南
- 亀貝・小新南・小新西
- 上木戸・はなみずき
上記の4エリアは、スーパー、ドラッグストア、100円ショップが近くに集まっています。
ひとえに「住みやすさ」と言っても色んな観点があるでしょう。
ですが、住む場所というカテゴリーにおいては、スーパー、ドラッグストア、100円ショップが家の近くにあることが、大きく影響すると思っています。
なぜなら、普段の生活に必要な買い物は、上記3店舗でほぼ全て済むので、家のすぐ近くにあれば買い物時間が大幅に短縮されます。
今までより買い物にかかる時間が減ったので、自分の時間が増えて毎日の充実度が上がります。
買い物にかかるストレスも軽減しますし、心に余裕も生まれます。良いことづくしです。
このような事が、住みやすさの源泉になると私は考えています。
ということで、今回はさらにもう一歩踏み込んで、暮らしやすい街を探す際に、具体的に私が考えてることをすべてご紹介してみます。
新潟における暮らしやすい街の探し方
以下の条件がなるべく多くそろうエリアを探します。
- 近所にスーパー・ドラッグストア・100円ショップがそろう(時間効率)
- 新潟市の中心街からそう遠くない(時間効率・経済性)
- 便利な道が近くにある(時間効率)
- 街中よりは住宅街(安静度)
- セブンイレブンが近い(時間効率)
理想はすべてがそろうことですが、重要でないと思う部分は省いてもいいですし、1つだけ目をつぶれば他の要素がすごく良い、などで決めるのもアリだと思います。
エリアの具体的な広さとしては、自宅を中心としておよそ半径300~500メートル圏内が理想です。
半径500メートルを超えると、買い物するお店が少し遠く感じるし、「パっと買い物して帰ってこれる」という感覚ではなくなってきます。
なので最大でも半径500mくらいで考えておきましょう。
上記の5要素が、できるだけ多くそろっているエリアが、住みやすいエリアだと言えるでしょう。
では1つ1つご説明していきます。
近所に食品・日用品を買えるお店がそろう
具体的には、以下の3つがなるべく家の近くにそろっていることが重要です。
- スーパー
- ドラッグストア
- 100均
この3つがあれば、日常生活に必要なものはほぼ全て買えます。
めったに買う機会がない、家電・家具・洋服などは考えません。あくまで普段の生活に必要なものだけで考えます。
もっとも洋服も最近はメルカリなど通販に頼る機会が多くなってきたので、買いに出る必要があまりないかもしれません。
ただ日用品は、まだまだ直接買い出しに行った方が安いし受け取りタイミングに家にいる必要があるなど、手間も面倒だったりとイマイチです。
買い物にかかる時間を長びかせる要素は以下の3つです。
- 移動時間
- 店内で色々見たり迷ってる時間
- レジに並んでる時間
この中で「移動時間」がもっとも無駄で長いです。
試しに1度、家を出てからお店に入るまでの時間をスマホのストップウォッチなどをつかって計ってみてください。
思っているよりも多く時間がかかってる事を実感されると思います。
買い物時間の増減に大きな影響を与えるのは移動時間であり、また大きく削ることが出来るのも移動時間です。
すでにお住まい場所を、そう簡単に変えられるものではないです。
もし今後、転勤や一人暮らしを始める、家を建てるなど、何かしら引っ越す機会があるときは考慮に入れてみてください。
スーパーなどで商品を手に取って品定めしたり迷ったりする時間は、ある程度必要な時間なので仕方がないです。
ですが、あまりしつこく1個1個野菜を選んだり、食べたい物やお菓子をゆっくり見るなどはやり過ぎないよう注意しましょう。
買い物にかかる時間を長時間化させやすい要因の1つです。
「でも、必ずしも家の近くじゃなくても職場の近くとか、通勤経路の途中のどこかにその3つがあれば、仕事帰りに寄れるから良いんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、それだど問題があるんです。
お店に行けるのが帰宅時に限定されちゃいますし、帰宅時間帯は基本的に道が混んでます。
時間も限定される上に、時間がかかりがち。
休みの日だろうと、平日の夜だろうと、いつでも都合に合わせてすぐ行けるというのが最重要なんです。
時間の制約を受けたり、時間がかかるようではいけません。
ある程度のお年のお子さんがいるご家庭は、おつかいに行ってもらう事も出来ますし、車がなくても自転車でパッと行ってくることも出来ます。
家のすぐ近くにお店がない場合はどうなるか・・・ちょっと例を挙げてみます。
時は日曜日の昼下がり。
マスクとトイレットペーパーと、夕飯のカレーに入れるコロコロ肉だけちょっと買ってきたい。
マスクは100円ショップの安いのを買いたい。
トイレットペーパーはドラッグストアのいつもの安くて柔らかいやつを。
コロコロ肉はスーパーです。
どのお店も車で行けば家からそう遠くないところなので、3店舗回ることにします。
でも実際買い物に出てみると、ドラッグストアからスーパーの間は幹線道路を通るのですがそこが混んでて、移動に思いのほか時間がかかりました。
スーパーではコロコロ肉だけ買ってさっと出て、帰りはまた同じ幹線道路を通ることになります。
「この信号、日曜はこんなに右折待ち多いんだっけ。もう信号2回変わたのに3番目。よし青になったから今度こそ行ける。あ~、直進の車がギリギリまで行くから右折できなかったよ」
なんてイライラしたり。
スーパーでの買い物を終えた時点で財布の中身が1000円を切ったのを思い出し、セブンイレブンにも寄ってお金をおろして。
思ったより時間がかかってるので喉が渇き、セブンコーヒーを買ってしまってわずかな浪費。今月のお小遣いは5000円位しか残ってない。
やっとの思いで帰宅。ふと時計を見たら14:40。
「13:00頃に家を出たのに。1時間半以上もかかっちゃった・・・」
こんなこと、結構ありがちですよね。
これがもし、全てのお店が家から車で5分以内にあれば、30分位で帰って来られたかも。というより、近いから家族の誰かが買って来てくれてたもしれません。
今回のは極端な例ですが、スーパー、ドラッグストア、100円ショップの3つが家のすぐ近くにあったら、日ごろの買い物にかかる時間は激減するはずです。
これから一人暮らしを始める、引っ越す予定があるなどの場合、考慮に入れてみてください。
上記の3店舗がそろうエリアを見つけ、そこに住みたい物件を見つければ良いのです。
大型ショッピングモールは時間がかかる
イオンやアピタ、ムサシなどの大型ショッピングモールに近い方が良いのでは?と思うかもしれませんが、普段の買い物だけなら必ずしもそうではないです。
逆に混雑している傾向が強く、
- 車を停めるまでに時間がかかる
- 停めてからお店までの距離がある
- 駐車場の出入りに時間を要する
という感じで時間を奪われがちなのが難点です。
1か所で全部済むのは良いのですが、
- クリアファイルだけ欲しい
- ガムテープだけ買いたい
などの少ない買い物のときに面倒です。
こういった大型店舗は、
- 周囲の交通も渋滞しやすく
- 敷地に入ってからも駐車場内が混んでたり
- 車を停めてからも入り口まで歩く必要があり
- 広い売り場を歩いて商品をピックアップして回る
という様に、どうしても歩く距離が長く時間がかかりがち。
これが家の近所のスーパーなら、敷地から入口までが近いし、店内もコンパクトなのですぐ欲しい物を買って出てこれます。
さらに、道が混み気味。
行きも帰りも周囲の渋滞気味の道を通ります。往復だけでも20~30分ほどかかりそうです。
そして家から遠い。
大型ショッピングモールは数が限られるので、家の近くにない事がほとんどです。近くにあるなら1つの建物で完結できて便利なんですけどね。
という感じで、大型のショッピングモールには欠点もあるんです。
まあ、そうは言っても・・・
お子さんを遊ばせるのも兼ねてることもあるでしょうし、休日しかお出かけは出来ないので仕方がない事ですよね。
ただ、ライフスタイルは人それぞれですし、暮らし方次第では変えることができます。
新潟市の中心街からそう遠くないエリア
新潟駅周辺など、市の中心街には働き場所が多く集まってます。もちろん他の地域にも存在しますが、割合としては多いです。
家が職場から近ければ通勤が非常に楽になるということで、中心街に居を構えれば楽です。ただし家賃は高くなってしまうんですよね。
経済性を取るか、時間効率を取るかの話になるのですが、ここは工夫次第で何とかなります。
新潟駅から多少離れることを受け入れると、家賃や地価が急に下がるエリアが幾つかあるんです。
ただ、ここが工夫のしどころで、地図上は新潟駅から同じくらいの距離でも、エリアによって道路の構造や渋滞の傾向により移動時間が結構変わってきます。
なので職場に至るルートまで加味して考える必要があります。
もう一点大事なのは、新潟駅をまたがないこと。大回りになるし渋滞や一方通行により大幅にタイムロスが出ます。
一口に新潟駅の近くと言っても、
- 新潟駅前か
- 駅南か
- 東区側か
- 米山方向か
など、新潟駅から見てどっち方面に職場があるかにも左右されます。少し例を挙げてみます。
これから挙げるのは通勤のことだけ考えた場合です。
鐙・神道寺・和合町:新潟バイパスインター付近
すぐそばに新潟バイパスの弁天インター、紫竹山インターがあるので、バイパスが近い地域ならどこからでもアクセスしやすいです(弁天インターは東方面には乗り降り不可なので要注意)。
たとえ家が西区の方まで離れたとしても、新潟バイパスの黒埼、小新、亀貝IC付近ならば通勤時間は20分くらいです。たまに混んでる時もありますが。
駅前や駅南:千歳大橋付近
例えば家が関屋側でも県庁側でもよいので千歳大橋の付近だとしたら、新潟駅前へは千歳大橋と信濃川沿いの道がわりと快適です。
駅南方面へはロイヤルホストの交差点を入り上所マルシェの前を通過し真っすぐ行けばほとんどの時間帯で空いてます。
このルートは結構穴場で、そこまで混むことは少ないです。途中住宅街っぽい所もあるのでスピードは控えめですが、信号も少なく快適です。
普通に県道1号線(県庁前の道)を走るとそこそこ混んでて信号も多いですが、駅南方面に向かうこの道は空いてます。
万代の方に出てから駅南に向かうより、千歳大橋付近でこのルートに入れば快適に駅南に達することが出来ます。
住む場所を選ぶときには、できれば道中まで考慮できると良いですね。
街中よりは住宅街(安静度)
街中は利便性は良いですが、住環境としてはイマイチです。
休みの日でも平日の仕事後でも、家にいる時はやすらかに過ごしたいもの。
窓を開けたら人の話し声がガヤガヤしたり、ネオンがたくさんはためいてる様な場所は出来れば避けたいです。
幸いというか、新潟駅周辺や万代、古町など、にぎやかなエリアも、少し離れるだけでわりと住宅街っぽいエリアになります。
住みよい住環境を探す上で、やはり考慮に入れたい要素です。
便利な道が近くにある
住む場所と中心街を結ぶ快適な道路があるかどうかで通勤時間が変わってきます。
快適な道路というのは、以下のような道路のことです。
- 渋滞がない・または少ない
- 信号が少ない
代表的なのが以下です。
- 新潟バイパス
- 海沿いの402号線
これらの道は信号が少なく(新潟バイパスにいたってはゼロ)、距離が離れてるわりに早く着きます。
新潟のバイパスというは他県の人に言わせると珍しいものらしく、簡単に言うと「無料の高速道路」です。
なので大人気。その交通量は半端なく、全国で交通量が多い一般道でトップ10に新潟市が3つもランクインしているほど。
他にも、
- 西川沿いの道
- 信濃川沿いの道
なども同じような効果をもたらしてくれます。信号が少なく、幹線道路よりも交通量も少ないので早道です。
職場から離れたところに家があったとしても、通勤ルート上に上記のような便利な道があれば、実際の距離より短時間でアクセスできます。
通勤時間も短縮されますし、たまに街中に出かけたい時にも便利です。
セブンイレブンが近い
これはセブンイレブンのATMを利用している場合の話で、出来れば考えたい、おまけのお話です。とはいえ、私は結構重視します。
ATMのみならず、コンビニが近くにあるのは何だかんだ便利です。
私の場合はセブン銀行ATMが都合よいのですが、あなたがお使いの銀行がどのコンビニATMと提携しているかで変わります。
とりわけセブン銀行はATMの引き出し手数料無料で提携している銀行が多いのと、ATMのマシンの動作が他のコンビニのATMより早い気がするのでメインのATMとして使ってます。
それと、セブンコーヒーが美味しいこと。この2点の理由から、いつの間にかセブンイレブンしか使わなくなってました。
これも家の近くにあるのが理想です。
どこでもあると思ってると、時間のない時に限って見つからないのがコンビニですよね。
買い物に行くときに財布にお金がなかったら、いちいちセブンイレブンまで行く時間がロスです。家から近ければいつでも行くことが出来ます。
ただ、ここまで考慮に入れると探すのが大変になるので、おまけとしました。
自炊しないなら、お惣菜、弁当屋も大事
自炊しない場合、
- 最寄りのスーパーの状況
- ほっともっとなど弁当屋が近所にあるか
一人暮らしなどで自炊するつもりがない場合にとても有効です。
スーパー、とりわけ家から最寄店の、
- お惣菜や弁当などデリカ製品の充実度
- 遅い時間帯に行った値引き率
- 値引きが始まる時間帯
- 営業時間の長さ
を把握しておくと便利です。
外食ばかりでは食費がかさむので、スーパーの値引きされたお弁当やお惣菜が重要になってきます。
また、ほっともっとはおかずのみで注文すれば100円安く買えるので、家の近くにあると助かります。
- 唐揚げ弁当(おかずのみ):290円
- さば塩焼き弁当 (おかずのみ):360円
- ロースとんかつ弁当 (おかずのみ):390円
- おろしチキン竜田(おかずのみ):390円
ご飯だけまとめて炊いて冷凍しておけばレンジでチンしてすぐ食べられますからね。自炊しない場合の節約術の1つです。
職場を出るときなど事前に電話注文しておけば、お店に着いたらすぐ受け取れて時短できます。おすすめです。
また、毎日のことなので、元々安い価格設定や値引度合いなど、お財布に与える影響度まで把握できると節約がやりやすくなります。
まとめ
新潟市の住みやすい街を探す具体的な方法をご説明しました。
- 生活に必須な事にかかる時間がなるべく少なくすむ(時間効率性)
- なるべくお金が掛からない(経済性)
- 静かな住環境 (安静度)
という考えをベースに、具体的に以下のような場所を探すというものです。
- 近所にスーパー・ドラッグストア・100円ショップがそろう(時間効率)
- 新潟市の中心街からそう遠くない(時間効率・経済性)
- 便利な道が近くにある(時間効率)
- 街中よりは住宅街(安静度)
- セブンイレブンが近い(時間効率)
私が実際に行ってる方法ですが、あくまで私の個人的な考えです。必要な部分だけ利用してご自身なりの住みよい街探しの参考にして頂ければ幸いです。
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