新新・新潟西・新潟バイパスのインター名と制限速度まとめ

2020-07-07

新潟バイパスと新潟西バイパス、新新バイパスは言わずと知れた新潟市の交通の大動脈とも言うべき主要道路。

この3バイパスは一本道で続いてるため、どこまでが新潟バイパスなのかわかりにくい。

また、一般道にもかかわらず制限速度が60キロを超えて70km/h、80km/hの区間があるなど、利便性が高い反面、複雑でもあり。

ということで、

  • 各バイパスが何インターから何インターまでの区間なのか
  • 各バイパスのどこからどこまでが何キロ制限なのか

などを解説したいと思います。

おまけに、バイパスではないのですが、上記3バイパスの延長線上にある新潟西道路の区間がどこなのかも一緒にご紹介します。

新潟西バイパス

区間曽和IC~黒埼IC
長さ8.6km
制限速度(黒埼IC~高速への分岐辺りまで)60km/h
制限速度(高速への分岐辺り~急カーブ終わりまで)50km/h
制限速度(急カーブ後~小新ICまで)60km/h
制限速度(小新IC~曽和IC)80km/h

新潟バイパス・新潟西バイパス・新新バイパスの主要3バイパスの中で一番西側に位置します。

西大通をずっと内野方面に走ると、新大前エリアで旧116号線(県道2号線)と交差します。

そこを過ぎてさらに行くと、新通エリアを通過して新川を渡り、西蒲方面に向かう曽和交差点に到着。

ここがいわゆる曽和インター。新潟西バイパスの終点で、高架道路もここまで。

新潟バイパス・新潟西バイパス・新新バイパスと3つ全部書くのが面倒臭いし読むのも大変なので、まとめて「新潟バイパス3兄弟」と呼ぶことにします。

インター(新潟西バイパス)

  • 曽和IC
  • 高山IC
  • 新通IC
  • 亀貝IC
  • 小新IC
  • 黒埼IC

曽和ICはバイパスの終点で、他のICのようにランプ形式ではなく、普通の十字路で信号もあります。

高山ICは黒埼方面のみ乗降可能なハーフインターです。

黒埼ICは乗り降りともに左側から行う方式でわかりにくいのでご注意を。新潟バイパスの紫竹山ICも同じような形。

制限速度(新潟西バイパス)

新潟バイパス3兄弟の中で、唯一80km/hの区間があるのがここ。新潟西バイパスの小新IC~曽和IC間です。

60キロ制限からパワーアップしたのは2007年頃。

当時僕の中で「新潟バイパスは80キロ制限になった」と、全体的に変化した印象だけが一人歩きしてましたが、実際にはこの部分だけでした。

黒埼~小新は60キロ制限ですが、その途中の急カーブのあたりは50キロ制限です。

この急カーブは本当スピード落とさないと危ないです。

初めて走るときなどバイパスの速い流れに乗ってると、

  • 高速道路の新潟西ICを出た車の合流
  • 前の車がカーブに気づいて急に速度を落とす可能性

などがあるので、車間は広めに。

急カーブを抜けた辺りからまた60キロ制限に戻ります。

新潟バイパス

区間黒埼IC~海老ケ瀬IC
長さ11.2km
制限速度70km/h

新潟市の中央区を東西に突き抜け、西区と東区をつなぐように走る新潟バイパスです。

区間のほとんどが片側3車線あり。

新潟市の都心部に大量に流れ込む交通量を昼夜問わず送り続ける、まさに新潟市の冠動脈的な幹線道路。

インター(新潟バイパス)

  • 黒埼IC
  • 女池IC
  • 桜木IC
  • 弁天IC
  • 紫竹山IC
  • 竹尾IC
  • 逢谷内IC
  • 海老ケ瀬IC

黒埼から海老ケ瀬までと7つのインターが含まれますが、弁天、逢谷内は2000年代に入ってから追加され、どちらも西方面のみ乗降可能なハーフインター。

紫竹山ICは、東方面・西方面ともに左側から乗るシステムでわかりづらいのが難点。

道路と標識にて、

  • 東方面(村上・新発田方面)が赤
  • 西方面(長岡・三条)が緑

と色分けされているのでそれを頼りに。

制限速度(新潟バイパス)

新潟バイパスの全区間で70キロの速度制限です。一般道なのに60キロよりも高い速度でこれだけの距離を走行できて信号もない、高速道路かと思うような高規格道路。

しかも無料。

もし新潟バイパスが無かったら・・・想像するだけでも恐ろしい。

新新バイパス

区間海老ケ瀬IC~新発田IC
長さ17.2km
制限速度(ほぼ全部)70km/h
制限速度(新発田IC付近)60km/h

東区の東端まもない海老ケ瀬ICから始まり、果ては新発田ICまで続く長いバイパス。

新潟と新発田を結ぶということで新新バイパスという面白い名前が付けられたのだろうと思われる。

インター(新新バイパス)

  • 海老ケ瀬IC
  • 一日市(ひといち)IC
  • 濁川IC
  • 競馬場IC
  • 豊栄IC
  • 東港IC(ハーフ)
  • 大夫興野(だいぶこうや)IC(ハーフ)
  • 蓮野IC
  • 聖籠IC
  • 聖籠新発田IC
  • 新発田IC

本当に読み方が難しいインターが多い。

大夫興野なんて初見で読める人いるのかな。僕は頭をひねって考えた末に「だゆうこしの」って読んでました(汗)

東港ICと大夫興野ICはハーフです。ともに西側のみ乗り降り可能。

西の曽和インターから、新潟西バイパス~新潟バイパス~新新バイパスと連結し、東の果ては新発田ICです。

最後の新発田インターは、真っすぐ進めば大きく左にカーブして新発田バイパス(7号線)へ。左に分岐した道に進めば460号線につながり、西新発田エリアへ。

Googleマップだと、高速道路の聖籠新発田インターへ向かう分岐が新発田ICと表示されているのでご注意を。

豊栄ICにはパーキングエリアがあります。

道の駅として捉えられているようで、道の駅発祥の地という噂があるというか、そう書かれた石碑があります。

日帰り温泉があったり、ダチョウがいたりと結構面白い。

しかし、PAまであったら本当に無料の高速道路みたい。

途中で一部、片側1車線で中央分離帯もない東北自動車道を走るよりバイパス走った方がいい。新新バイパスで無料で新発田ICまで行って、高速は聖籠新発田ICから乗ればいいと思います。

制限速度(新新バイパス)

ほぼ全体が70キロ制限です。新発田ICの近くが60キロ制限

新潟西道路

新潟西バイパスは曽和ICが終点。その先は新潟西道路となり、明田交差点(みょうでんこうさてん)まで続きます。

ここから先は一般的な下道ですが、夕方とにかく混むんです。多分16時くらい。本当に渋滞がひどい。自転車や、下手したら徒歩より遅いんじゃないかと思うくらいのノロノロに何度か遭遇してます。

バイパスではないのに、国土交通省の道路計画でこういう名前が付けられているようです。道路工事にかかわるお仕事でもしてない限り、一般の民間人がこの名称を使うことはほぼなさそう。

新潟バイパスのことを調べる中で知ったので、おまけ的に記載しました。

ついでに言うと、新潟西道路から新新バイパスまでの一本道をすべてまとめて、「新潟東西道路」と言うそうです。

まとめ

新潟バイパス、新潟西バイパス、新新バイパスの3つの新潟市の主要バイパスの区間と制限速度などのまとめでした。

表にまとめるとこうなります。

区間長さおよその制限速度
新潟西道路明田交差点~曽和IC4.2km
新潟西バイパス曽和IC~黒埼IC8.6km80km/h
新潟バイパス黒埼IC~海老ケ瀬IC11.2km70km/h
新新バイパス海老ケ瀬IC~新発田IC17.2km70km/h

これまでも変わって来て今の制限速度があるわけで、今後も変わる可能性もあります。

参考:北陸地方整備局 平成31年度 新規事業候補箇所説明資料 一般国道116号(新潟東西道路)新潟西道路