西海岸公園ってどこのこと?その範囲を調べてみた

2019-10-15

西海岸公園をご存知でしょうか?

名前を聞いたことはあっても、それがどこのことか説明できないんですよね(汗)。

たぶんここなのかな~というのはあったのですが、他の人から違う場所が西海岸公園だという話を聞いたり。

ということで、今回調べてみまして、どこのことを西海岸公園というかわかったのでご紹介させて頂きます。

どんなところ?

まずは、西海岸公園とは何なのか、どこからどこまでなのか、インターネットで集めた情報から見て行きましょう。

特徴

  • 全長約5km
  • 面積53.6ヘクタール(536000㎡)
  • 38万本の黒松林
  • 様々な公園、施設を含む

大きさはかなりのもので、新潟市最大規模の公園です。

全長5kmという時点で、かなり広大だということがわかります。どうやら新潟市最大規模だそうです。

そりゃそうですね、公園と名の付くもので、これより大きいものはそうそうないでしょうから。

ちなみにこの黒松林の歴史は古く、初代新潟奉行の川村修就によって飛砂防止のたえに植えられたものだそうで、昭和62年には、護国神社周辺の一帯が日本白砂青松百選にも選ばれているのだそう。

東京ドーム11個分の広さです(このたとえよく使われるけど、新潟ではわかりづらいですね)。

我らが新潟のビッグスワンにたとえたらまだわかりやすいでしょう。

ビッグスワンの公式サイトを見ると、

  • 建築面積が36700㎡
  • 敷地面積が480000㎡

となっています。

西海岸公園は536000㎡ですから、ビッグスワンの敷地面積よりも広い、ということになります。

ビッグスワンの建築面積36700㎡と比較すれば14倍となります。

公園としてはとてつもないデカさなのはわかりました。

西海岸公園はどこからどこまで?

とても広い西海岸公園ですが、ではその範囲が一体どこからどこまでなのか。

それについて調べてみました。

場所

中央区の海岸沿い、関屋中学校裏手から、日和山海水浴場までの、全長約5kmにわたり細長くのびる黒松の林を利用した公園のことを西海岸公園です。

関屋浜の金衛町口にあるトイレ付きの駐車場にあった看板に地図で示されてました。

関屋浜金衛町口駐車場にある西海岸公園の地図

見づらいのですが、上部の航空写真の地図に線で範囲が示されてます。

西端は関分記念公園、東端は水戸教公園となっています。

この看板では左側から、

  • ブルーゾーン
  • オレンジゾーン
  • グリーンゾーン
  • イエローゾーン

と分かれています。

これらのゾーンごとに4等分してアップにしてみました。

一番左のブルーゾーン関分記念公園や海浜植物園があります。

西海岸公園の看板地図の関分記念公園エリア

オレンジゾーン

西海岸公園の看板地図のオレンジゾーン

関屋浜を中心としたエリアで、関屋浜や、お城公園、市営プール、野球場などが含まれます。

グリーンゾーン。

西海岸公園の看板地図のグリーンゾーン

マリンピア日本海から二葉中の手前、ドン山のあたりまでの森林地帯です。

ここは石碑や史跡が多く存在するエリアです。芭蕉堂や川村修就像など、全部で8つくらい存在します。

川村修就(かわむら ながたか)は、初代新潟奉行です。1843~1852年まで在任。外国船の侵入に備えるため台場を築いて大砲を作ったり、飛砂を防ぐために防砂林を植えるなど尽力したのだそう。

それぞれの碑をチェックポイントとして探検ゲームとかやったら面白そうですね♪

スマホで写メを撮影することでそのチェックポイント到達の証拠として、だれが早く全部回れるかとか。

夜中にやったら怖いですが。むしろ肝試しに近い(汗)。

そして最後に、イエローゾーン。

西海岸公園の看板地図のイエローゾーン

日和山エリアからみなとトンネル近くまで。

西は関分記念公園から、東は雲雀町にある水戸教公園までの海岸沿い一帯から、以下を除いた部分が全て西海岸公園と思って良いようです。

  • 汐見台住宅
  • 青陵大学・高校
  • ゆいぽーと(旧二葉中)

Googleマップで、関分記念公園と水戸教公園を結ぶとこんな感じ。

なんと車で15分もかかる長さがあります。

関分記念公園からみなとトンネル近くまでなので、言いかえれば、中央区の海岸沿いのほとんどが西海岸公園ということになりますね。

含まれる施設

公園内の看板に書かれていることや、新潟市公式サイトなどを当たった限り、以下の公園や施設は西海岸公園の一部という認識になるみたいです。

  • 関分記念公園
  • 海浜植物園
  • 汐見台公園
  • 市営プール
  • 少年野球場
  • 噴水広場
  • 自由広場
  • お城広場
  • 多目的広場
  • サイクリングロード
  • 散策路
  • 日和山展望台
  • ドン山
  • 水戸教公園
  • 芭蕉堂などの石碑や史跡

西海岸公園にはこれだけの公園や広場、石碑などが含まれます。

関分記念公園など個別に名称がある公園は別物だと思ってましたが、西海岸公園の一部というくくりのようです。

駐車場

西海岸公園の駐車場は各地に12か所存在し、合計763台分の駐車場があるとされています。

一応、開放時間が9:30~22:00と定められており、それ以外の時間は施錠されます(土日祝の前夜は施錠なし)。各駐車場により期間・時間が異なり、現地の看板を要確認とのことです。

個人的な感想

西海岸公園をご紹介しました。

西は関分記念公園から、東はみなとトンネル近くの水戸教公園まで、とても広いエリアが西海岸公園でした。

これだけの広いエリアを指していたので、西海岸公園という言葉を使っていても、一致しないことがあるのも無理はないですね。

中央区の海岸線の防風林から海沿いの道までの、ほとんどが西海岸公園と思っておけば良さそうです。