古町を久しぶりに腰をすえて練り歩いてみたら新しい発見がいくつかあったんです

新潟市民にとって古町なんて当たり前すぎて、今さら何というほどでもないですよね。

高校生の頃はよっぱら古町ばっかりで、学校帰りにカミーノ古町とか寄るのがステータス、みたいなところがあったもんです。マップスとかで服買ってるとかっこいいみたいな。

そんな古町を1番町から7番町くらいまで久しぶり歩いてみました。

そのとき見たものや感想などを述べたいと思います。

場所

新潟市民に今さら古町の場所なんて示してもしょうがない気がしますが、県外の方のために。

と思ったのですが、古町ってそもそも、大まかなエリアを指してるので、正確な場所とかあんまりない。

だから「古町通」で検索したら、上のような範囲になりました。

ちなみに「古町」で検索しても「古町通」で検索されて同じ結果が出ます。

こんなに長いなんて知りませんでしたよ。

それに、通りという割りには、微妙に長方形じゃないし。

駐車場

古町エリアはとにかく駐車場が一番の問題。

新潟市民なら古町のお店に駐車場がないのは長年しみ込んだ常識の1つ。駅前・万代にしたってほぼそうですが、古町はより一層、駐車場事情が良くない気がします。

まあ、大小のコインパーキングが古町エリアのいたるところに点在しているので、それを利用するほかないです。

コインパーキングの多くはそこまで大きくなく満車のことも多し。

その時の目的地近くで、なるべく安い駐車場を探すという事を、出かける都度行うことになると思います。

古町通を闊歩したら変わりようにビックリ

「こんなに変わったの?」

と思うほど景色が違って見えました。

そこまで古町に訪れてないつもりなかったのですが。

こんな神社あったっけ?

と思うような立派な神社があったり。

1番町の中ほど。

若いころは寺社仏閣のたぐいに全く興味を持たなかったので気づかなかったのかも。

古町のような密集した通りに神社があるってなんだか不思議な感覚です。

地図で言うとここ。

この辺りにある「ムーラン」という喫茶店が超おすすめです。

パスタが300円台から食べられる激安店です。

店内はあまり広くなく縦長です。ごはん時は混雑するのかわかりませんが、早めに行った方が良いでしょう。

僕は14:30頃行ったので貸し切り状態でした。通し営業なのであえて外していくのもありです。

こちらは昭和時代から長く続いてる質屋さん。

人生で初めて質屋というものに入ったのがこのお店です。

「百貨さかい」という店名みたいです。

物の値打ちのなど全くわからない高校生の頃。

一般的なおもちゃ屋さんや雑貨屋さんとは違う異世界に来たような、独特の雰囲気に圧倒されすぐお店を出たもんです。

今でこそオフハウス、セカストなど中古ショップは当たり前ですが、昭和の頃にはリサイクルとかエコなんて言葉もない時代。

わりと身近なところでユーズドを扱う服屋くらいでした。Pasadinaだったかな。懐かしい。

1~4番町まではあっという間。

個人店が多数ありご紹介したいのですが、あり過ぎてキリがないので今回は割愛。

一気に5番町まで来ました。

この5番町から急に道幅が広がり、道全体がアーケードで覆われていかにも商店街っぽくなります。

水島新司マンガストリート(通称ドカベンロード)は、この古町通5番町にあります。

ドカベンや野球狂の詩などのキャラクターの銅像が通りに沿って点在してます。

6番町にもたくさんお店がありますが、今回ご紹介するのはこちら。

知る人ぞ知るうま煮ラーメンが低価格で食べられるお店、白寿は今も健在。

以前にテレビ番組の「ありえへん世界」で地元の中毒グルメとして紹介されてました。

白寿に入るまでは気づかず、出たときに商店街に似つかわしくないものが視界に入ることがあります。

なんだこれは・・・

場所は白寿のすぐ向かい側。

航空写真で見ると一発です。

弘願寺というお寺なんですね。

6番町を後にし、交差点を渡って7番町へ。

新しいわくわくマルシェがあり、野菜などが売られてました。あまり広くなかったです。

NSG College leagueも。

スマートクルーズという自転車レンタルシステムがある

今回一番驚いたというか変わったな~と思わされたのがこれ、

スマートクルーズレンタル。

自転車のレンタルができシステムが古町に出来てました。

こんな感じで自転車が吊るされたりしていて。

利用申込みは「百貨さかい」で行います。

先ほど出てきました、質屋さんですね。

自転車置き場から、徒歩1分ほどの距離。

これ調べてみたら、「にいがたレンタサイクル」という、古町に限らない自転車レンタルのシステムなんですね。

朱鷺メッセなどにあるのは知ってましたが、そのステーションの1つがここにあるということでした。

まとめ

古町通を歩いて気になったところをご紹介しました。

私が若かいころの古町とはだいぶ姿も変わったのはわかってましたが、時差12足を運ぶと寂しいような嬉しいような複雑な気持ちになります。

行くたびにどこかしらが工事中なので、これからもどんどん変わっていきそうです。

ビルも古くなっているところが多いですし、いまがちょうど変遷期なのかもしれません。

2030年ころには新潟の中心街が駅前・万代からまた古町に移ってたりして。