ライジングボラードって何?新潟市の道路に導入された

2017-09-20

住宅街

全国でもまだ珍しいライジングボラードが新潟市に

ライジングボラードとはどんな物?

直径約8センチ、高さ約70センチのゴム製ポールで、倒されても元の状態にすぐに復元する壊れにくい物だそうで。

ライジングボラードは自動昇降式車止めとも呼ぶみたい。呼ぶというか、日本語での意味というか。そんな感じ。

道路の中央にライジングボラードがあって、両脇側は固定式ボラードが置かれる。

時間帯によってライジングボラードを上下させる仕組みになっているようです。

こちらはライジングボラードのyoutubeでの紹介動画。

 

新潟市のどこにそのライジングボラードが?

ヨーロッパなどでは広く普及しているらしいですが、数年前までは日本の道路では設置した事例がなかったそうで。

全国でもまだ数はあまり多くないらしい。(2017年現在)

で、新潟市では現在3か所に設置されている。

  • 古町モール6
  • 古町モール8
  • 日和山小近くの市道日和山山田町線1号(中央区栄町2丁目)

 

日和山小近くのライジングボラードは午前7:30~8:15まで上がるそうです。

2017年4月3日~1年間実験期間とのこと。

 

ここは通勤の抜け道で、急いでいる車の動きを見ながら子どもが慎重に歩くなど、危険性が指摘されていたそうです。

学校区周辺を時速30kmに規制する「ゾーン30」という取り組みも実施されているそう。

ライジングボラードもその一環という事なんでしょう。

 

ライジングボラードは1機500万円かかる

この費用の高さが現在の課題だそうで、ただ普及が進めば大量生産で値段は下がるだろうという話。