山ノ下みなとタワーはただの展望台ではない重要な役割があったんです【東区臨海町】

今回ご紹介するのは、山の下みなとタワーです。
場所もいまいちよくわからないし、そもそも何のためにある施設なのかわからない方も多いのではないでしょうか。
僕もそうです。
- 何でこんな芸術作品みたいな形なの
- 階段大きすぎ
などと思ったり。
なんなら、
「税金の無駄遣いなんじゃ・・・」
くらいに思ってましたから。
でも調べてみたら・・・
「すみませんでした!」
とても重要な役割を担っていることが判明しました。
ということで、山の下みなとタワーの秘密に迫ってみたいと思います。
アクセス
場所
山の下エリアの、住所としては臨海町にあります。みなとトンネルが通っている場所の真上にあります。
すぐ隣には山の下みなとランドがあります。

遊具がいっぱいでお子さんを遊ばせるのに最高の公園なんですよ。
駐車場
60台くらい停められる駐車場が併設されてます。

土日祝には結構混みますが、満車にまではならなそうな感じでした。
巨大な階段
かなり個性的な、巨大すぎる階段がお出迎え。

有名なお寺にでも来たかのような段数ですが、ご安心ください。これを登らなくても1Fから入ってエレベーターに乗れます。
今回はあえてこの大階段からアプローチしたいと思いますが、その前にこの階段のスペックを簡単にご紹介しておきます。
- 階段は全部で100段
- 下から27段、18段、18段、18段、19段となっている
- この段数と4階から入れるという点は入船みなとタワーも同じ
となっていました。
なにはともあれ登ります。

下から見上げると結構な距離ですが、幅が広いせいか解放感があり、遠いな~という感じがあまりないです。

わりとすぐ半分くらいまで到達しました。
なんだか高いところにいる恐怖感の方が勝ってきました。

残念なのは、あまり景色がよくないこと。

まずは一気に階段の上まで登ってみました。
階段の上からの見晴らしです(汗)

振り返ると登ってきた段数を実感。こんなに登ってきたんですね(汗)

階段からデッキのような部分を奥に進むと、入口が見えます。

残念ながらこの入り口はカギがかかっていては入れず。

後ほど館内の地図を見たのですが、外の大階段で上まで登って入口が閉まってたのは4Fだったみたいです。

階段を少し降りて3F部分の大階段広場に来ました。

近付いてみるとこの様になっています。

あれ、まわりに点在しているのはライトアップ用の電灯なのかな?
よく噴水の中にあって、様々な色の光を発するアレじゃないですかね。
もしかすると、山の下みなとランドは夜が一番アツいのかもしれません。今度また来てみたいと思います。
上を見上げるた様子。とっても不思議な形をしています。

左側の中くらいの高さに見えるのが、4Fの階段広場だと思います。
その上のガラス張りのところが6Fの展望室だと思われます。
山の下みなとランドが半分くらい見えます。

左のほうに入口があるので、入ってみたいと思います。

想像していたより何もない、だいぶ単調なスペースです。

ベンチやイスはいっぱいあり、休憩するぶんには良さそう。

3Fの全体像はこんな感じ。

みなとトンネルの換気口の役割を持つ
ではいよいよ山の下みなとタワーの役割ですが、なんと、みなとトンネルがいざという時のための、巨大な換気口の役割を担っているんだそうです。
みなとトンネルの東区側にはこの山ノ下みなとタワー、中央区側には入船みなとタワーが対をなしてますが、この2つの施設でみなとトンネルの通気が行えるんですね。
立坑と呼ばれる換気塔をそなえ、火災発生や排気ガスが充満した際などには、巨大なファンで強制的に排出させて換気できるんだそう。すごい設備です。
どちらのタワーも高さは40.2mと同じ。
館内の様子
山の下みなとタワーの館内の様子をご紹介したいと思います。
展望展示室
6Fには展望展示室があります。
地上27mの高さから周囲の景色が望めます。
朱鷺メッセの125mやメディアシップの100mと比較すると低く感じますが、実際に窓際に立つと展望室と呼ぶのに十分な高さ。足がすくみます。
山の下みなとランドを上から見通すことも出来ます。


足元までガラス張りなので、他かいところが苦手だとわりと怖いです。

山の下みなとランド全体が見下ろせます。遊具の大きさがよくわかりますね。

中にも階段
山の下みなとタワーの中にも階段があり、3Fまではこの階段で上がれます。

階段の幅が狭く、両側が吹き抜けなのでちょっと怖い。
身を乗り出せば落ち得る高さなので、ちょっと危険かもしれません。

みなとトンネルに直結してるんです
なんとこの山の下みなとタワーのエレベーター、みなとトンネルの歩道に直結しているんです。
B3のボタンを押します。

あっという間にみなとトンネル内に到着。

みなとトンネルは歩いて抜けるにはかなり長いです。


山の下側までは310m、中央区側までは1050m。

この扉の向こうは車道になっていますが、歩道側からは開かないようになっています。


階段でも山の下みなとタワーとつながっています。


今は地下3Fの深さにいるわけですが、この階段を登って山の下みなとタワーに出てみましょう。
クルクルっと階段を登って、

まだ階段が続いてますが、地上の光が差し込んでます。

でました。

歩行者がみなとトンネルに出る意味はあまりない気がします。
車の事故などがあった場合に車から降りて避難できるようにするのが主な役割かもしれないですね。
営業時間
山ノ下みなとタワーの営業時間は以下のようになっています。
6~8月 | 9:00~19:30 |
4・5・9月 | 9:00~19:00 |
10~3月 | 9:00~17:30 |
入船みなとタワーも全く同じ営業時間です。
なお、入船みなとタワーは最上階の7階(地上27m)が展望室になっていて、6Fが休憩室です。
施設情報(電話番号や住所など)
料金 | 無料 |
---|---|
定休日 | 年中無休 |
電話番号 | 025-247-9132(新潟港湾事務所) |
住所 | 新潟市東区臨海町4914番地580 |
駐車場 | あり(60台くらい) 土日祝は臨時駐車場あり(下図参照) |
開設日 | 2002/5/19 |
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