朱鷺メッセ新潟のコンベンションセンターなど各部名称や中の様子を解説します

朱鷺メッセは建物が1つではなく、それぞれ名称もつけられています。
- エスプラナード
- アトリウム
- ウェーブマーケット
- マリンホール
- スノーホール
ただ、その名前がオシャレ過ぎて、どこの事を言ってるのかわかりづらい(汗)。
さらに、建物の構造がモダンで近代的なのはいいんだけど、建物内の各部位の連携が単純な一本道じゃないから、迷って行きたい所に中々たどり着けない(汗)
慣れていないと難易度が高い施設です。
そんな朱鷺メッセもオープンから20年弱、やっとある程度わかってきました(笑)
私のような迷子の大人が出ないように、わかりやすく解説しておきます。
- 建物内のエスプラナード、アトリウム、ウェーブマーケットなどはどこの事なのか
- レストラン街への行き方
- その他、朱鷺メッセ内部の様子
- 朱鷺メッセ駐車場A~Eの場所
- 駐車場の料金と割引条件
などなど。
この記事をご覧いただけば、あなたも朱鷺メッセマスターです。
朱鷺メッセとは
まずはそもそもの朱鷺メッセが何なのか。
特に県外など遠くから来られる方のためにも解説してきます。
特徴
朱鷺メッセを簡単に説明します。
- 朱鷺メッセを構成する1つ、万代島ビルは地上31階で新潟市で1番高いビル
- 地上125m、360度パノラマ展望台(Befcoばかうけ展望室)
- 1万人収容可能な展示場
- 大小13の会議室
- 大規模ホテルとオフィスビル
- 複数のレストランあり
- 広大な駐車場
- 2003/5/1オープン
朱鷺メッセを構成している施設
- 万代島ビル
- コンベンションセンター
この2つをあわせた全体が朱鷺メッセです。
万代島ビル

朱鷺メッセと聞くと私たちがイメージするのは、新潟市で一番高さがあると言われるこのビルですよね。
これも朱鷺メッセには違いないですが、厳密には万代島ビルと呼ばれ、言うなれば朱鷺メッセの一部分です。
中にはオフィスとホテル日航、飲食店、美術館などが入ってます。
- 桃李(中国料理、飲茶バイキング)
- セリーナ(洋食)
- ファウンテン(ラウンジ)
などが万代島ビルの3Fにあります。
コンベンションセンター

横にひろがるコンベンションセンター。簡単に言うと、催事場の集まりですね。
コンベンションセンターの中に、
- アトリウム
- エスプラナード
- ウェーブマーケット
- スノーホール
- マリンホール
などがあります。
マリンホール2月になると確定申告の会場になるところです。
各エリアの名称と場所
朱鷺メッセには色んな場所がありますが、名前を聞いただけでは、それが建物のどの部分のことを言ってるのかよくわかりません。
まずは図で見てみましょう。
全体図はこのようになってます。

真上からみた位置関係はこのようになります。

画像の上方向が道路やC・D駐車場がある側。下方向が信濃川方面です。
横方向から見るとこんな感じ。

わかりにくいオシャレな名前の場所はどれも、コンベンションセンターの中にあります。
アトリウムやエスプラナードは2F部分に。
スノーホールは2・3F。
ウェーブマーケットは1Fから吹き抜けています。
ちなみにE駐車場とコンベンションセンターの建物は連絡通路でつながってますが、E駐車場の3Fと、コンベンションセンターの2Fが同じ高さ(同じフロア)になります。
そのせいでコンベンションセンターの階を誤解しやすいのでご注意を。
僕は最初これでやられました。3Fの地図を見てるのに、実際は2Fにいたので混乱しました(汗)
エスプラナード
朱鷺メッセの信濃川側にあり、ずーっと続いてる通路のこと。

この長い廊下にエスプラナードなんていうオシャレな呼び名が付いてるんですね。

冬季のイルミネーションではキレイに電飾が施されて幻想的な風景が生み出されます♪
アトリウム
アトリウムは、コンベンションセンターの中央辺りのほんの一角。

エスプラナードを歩いてる途中に現れるホールというかピロティというか、そんな場所のことです。
コンベンションセンターの正面エントランスを入り、すぐエスカレーターで2Fに上がってもここに出ます。

建物の外側から見るとこの位置。

冬のイルミネーションの時期の夜に来ると、また違った表情を見せてくれます。

幻想的なイルミネーションです。
すごくいい雰囲気を醸し出してて、冬時期の仕事帰りデートに持ってこいなんて思いましたが、実際行ってみると中々の寒さなのでご注意を。奥さんや彼女さんを連れて行ったはいいけど寒さで滅入ったりしないかが心配(汗)。
イルミネーションだけ見に来るおり、万代島ビルにある桃李などのレストランに食事に来て、そこに向かう途中にここを通って眺めるとかがちょうど良いかもしれませんね。
エスプラナード、アトリウムを抜けた後の通路でも、それなりの長さのイルミネーションが楽しめます。
食事にいったというだけでなく、幻想的なイルミネーションを見た素敵な思い出が残ります。
スノーホール・マリンホール

アトリウムの横のプリン型の物がのっかってる建物に、スノーホールやマリンホール、その他の中小の会議室があります。
- 2、3F:スノーホール
- 4F:マリンホール
となっています。
スノーホールは1133㎡の広さがあり、大型のパントリーを備え、1000人収容可能です。パーティションで2分割することもできます。
4Fのマリンホールは649㎡の円形ホールです。
確定申告の会場としても使われているのがここ。
ホール前にはホワイエと呼ばれる広い廊下があり、新潟港が見渡せます。
ウェーブマーケット
ウェーブマーケットは展示場で、E駐車場に一番近い平たい部分。屋根が斜めになっているところです。
天井は非常に高く、体育館のように柱がないのが特徴的。1万人の収容が可能です。
もう1つ、別の建物で体育館みたいなのがありますがそれとは別。あれはいわゆる「大かま」というものです。
7800㎡という巨大な展示ホールは2つに分割可能。分けると、5100㎡と2700㎡の広さになります。
Befcoばかうけ展望室(朱鷺メッセ展望室)
朱鷺メッセの万代島ビル最上階は展望室になっていて、新潟市で一番の高さで、地上125mから360度パノラマの景色が望めます。
名前がBefcoばかうけ展望室となっています。
不思議ですよね。
「なんで朱鷺メッセなのにBefcoとかばかうけが出てくるの?」
と思っちゃいますが、これは命名権の関係だそうです。よくわかりませんが、そういうのがあるんですねえ。ビッグスワンのそばの野球場も、「HARD OFF ECOスタジアム」なんて名前ですしね。
ちなみに「Beika Frontier Company」からBefcoだそうです。会社は粟山米菓(あわやまべいか)です。
エレベーターで最上階に来るとこんな感じ。

おみやげも売られてます。

スカイラウンジ「パノラマ」。

うどんに丼もの、フェットチーネパスタなど軽食を食べるスペースもあります。
全方向の新潟市の様子が見えます。

さすがにめちゃめちゃ高い。新潟市で一番高い景色がのぞめます。
車がまさにミニカーみたい。

こちらはピア万代ですね。

レストランフロアへの行き方
特にわかりづらいのが、コンベンションセンターから万代島ビルにあるレストランフロアへの行き方。
初めてのときは特に迷いやすいので、行き方をご説明しておきます。

エスプラナードを歩いていると、アトリウムの隣りの辺りに、エスプラナードと交差してT字路のようになった通路が現れます。
この通路には、コンビニやスイーツ屋さんなどが存在します。

ちなみにですが、冬の時期は素敵なイルミネーションがほどこされます。

ここを進んで行くと、ひらけた空間に出ます。
ここに至るには別ルートもありまして。

万代島ビルの正面エントランス(入り口)から入り、

入ってすぐの長いエスカレーターを上がると、

同じところに出ます。

上の画像でいうところの、右の方に行くとエレベーターホールがあり、そこに一応レストランへの順路が示されてます。
右の方に進めばホテル日航のフロントやレストランがある事が書いてあります。
ですが、ここに来るまでがそもそも難解なんですよね。
エスプラナードを歩いているときに、「通路を奥まで進んだ先にレストランがありそうだ、行ってみよう」とは中々なりませんから(汗)。

ここを右に進んでいくと、こんな感じになっているので、時計回り方向にぐるっと回りまs。

するとまたエスカレーターがあるので昇ります。
すると、ホテル日航のフロントと、レストランがあるフロアに出ます。

いま上ってきたエスカレーターは奥の木の下の辺りです。
- 桃李(中国料理)
- セリーナ(洋食)
- ファウンテン(ラウンジ)
この3つがあります。
初めて桃李に行った際、この朱鷺メッセ迷宮が解けなくて中々たどり着けなかったんです。
ここを進んだらレストランフロアに通じるという認識がなくて。
アウターゾーンに迷い込んだ気分でした。「もうどうやっても桃李に着けないのでは・・・」という気分になってしまって。
何度か訪れないと、ホテル日航とか、万代島ビルとか、コンベンションセンターとか、なにがどこやら把握できないんですよね。
もうちょっとわかりやすい構造をしているか、目立つ案内などが出ていると助かるんですけどね(汗)。
駐車場について
朱鷺メッセの付近には駐車場が非常にたくさんあります。どこに停めたかで朱鷺メッセまでの徒歩距離がだいぶ変わってくるので、ここで確認しておきましょう。
A~E駐車場の場所
朱鷺メッセとA~E駐車場の位置関係はこのようになってます。

朱鷺メッセの位置に対して、A・B駐車場は遠いんですよね。
誰だって近いDやEに停めたいです。当然ながら、特別イベントで大混みしない限りは、遠いA・Bはガラガラです。
駐車場の料金
朱鷺メッセの周りにある駐車場は、実はA~Eとは種類の違う万代島ビル駐車場というのが存在します。料金も異なります。
時間貸し料金 | 最大料金 | |
万代島A~E | 30分100円 | 24H1500円(佐渡航路利用者800円) |
万代島ビル | 20分100円 | 22~翌8時:1200円 |
ホテル宿泊者は、万代島ビル駐車場を入庫から21時間1000円で利用できます。
万代島駐車場A~E・万代島ビル駐車場ともに、朱鷺メッセ内レストランの桃李、セリーナの利用2000円以上で2H無料になります。
万代島ビルの方が料金が高いですね。場所は万代島ビルの中にあります。

なので朱鷺メッセに一番近い駐車場という事になり、一番近いのだから、料金が高いのも仕方ないかな~という感はあります。入口は朱鷺メッセ正面入り口の前に立ち、左を向いたところにあります。
朱鷺メッセの駐車場はわかりづらいです。
万代島駐車場A~E・万代島ビル駐車場の料金や利用方法など、別途本気出してまとめたので、詳しくは以下の記事をご覧ください。
料金が割引になる条件や、朱鷺メッセにはどの駐車場が一番近いのかなども含め、朱鷺メッセの駐車場に関することを詳細にまとめてあります。
朱鷺メッセの場所
ピア万代と、古町のしもまちエリアの間の位置にあります。信濃川に浮かぶ出島のような場所。住所も万代島という、その地形にふさわしい名前です。
万代シティ、それも柳都大橋の辺りから朱鷺メッセに向かう道順は、慣れてない場合は注意が必要です。
私だけなのかもしれないですが、曲がる道を間違えると朱鷺メッセに着けないんです。柳都大橋を渡ってしまうと朱鷺メッセを飛び越えって川の向こう側へ行ってしまって(汗)。
私が朱鷺メッセに初めて行った時のことです。
ピア万代の辺りから朱鷺メッセを眺めると、向こう岸にあるように見えたんですよ。
それもそのはず、ピア万代の辺りと朱鷺メッセの間には信濃川の水があり、川を挟んだような格好になってます。
古町側にあるのかな?と思って柳都大橋を渡り、その辺りをウロウロしてみるも、一向に朱鷺メッセらしき建物が見当たらず。それどころか、古町側から見ても、朱鷺メッセが向こう岸(万代側)にあるように見えています。
おかしいなと思いつつも、やっぱり万代側にあったのかなと、いま渡ってきた柳都大橋を戻ってみます。もうこの辺りで少し混乱しかけてます。
柳都大橋を渡りおえて辺りを見回すも、またしても朱鷺メッセを通り過ぎてしまっているという始末。スタート地点に戻っただけです(汗)。
「どうやったら朱鷺メッセに行けるんだ?!万代と古町の間に、永遠にたどり着けない幻の島でもあるのか!?」と困惑してました。当時はスマホのナビとかもなく、自分の勘だけが頼りだったんです。その勘が間違ってのですからどうしようもない・・・。
つまりどういうことかというと、朱鷺メッセがある万代島は、ピア万代のあたりからは陸続きになっていて、柳都大橋を渡るのとは別の道から行く必要があったんですよ。
とはいえ、何も難しいことはなく、柳都大橋を渡ることさえしなければどの道からも行けるんです。なのに私は、毎回柳都大橋を渡って、万代シティと古町を行ったり来たり。それで「朱鷺メッセに着けない!」と言っていたわけです(笑)。
こんなミスを防ぐには、早々に川沿いの道に出るのがオススメです。
メディアシップの脇の道とか、ビルボの辺りからでも良いので、さっさと信濃川沿いの道に出てしまいましょう。あとはそのまままっすぐ行けば朱鷺メッセに着けます。
柳都大橋の近くの来るからいけないんです。思わず一番広い柳都大橋への道についつい吸い込まれてしまうんですよね。
「万代から柳都大橋を渡る = 朱鷺メッセがある万代島を飛び越えて古町へ行く」ということになってしまうのでご注意を。
まとめ
朱鷺メッセはわかりにくい構造をしていますが、なんとなく把握してもらえたでしょうか。
基本的にどこに行くにもエスプラナード(信濃川よりの大通路)から行くことを主要な導線にしているんだそうです。どの方向からも行けるようになっていないこの構造が、わかりにくさを増している気がします。
朱鷺メッセに行く時の参考になれば幸いです。
朱鷺メッセの詳細情報
電話番号 | 025-246-8400(コンベンションセンター) |
---|---|
住所 | 新潟市中央区万代島6-1 |
駐車場 | あり(万代島駐車場A~Eは60分無料) 駐車場の詳細はこちらの記事にて |
禁煙・喫煙 | 館内禁煙。屋外に喫煙所あり |
バリアフリー対策 | 1F事務室で車イスの貸し出しあり |
お子様連れ利用 | 2Fアトリウムに授乳室・おむつ交換場所あり |
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