下町(しもまち)の範囲はどこからどこまで?色んな情報調べまくってみた

2020-02-28

新潟市に住んでいると「下町(しもまち)」とか、「しもの方」という言葉を耳にすることがあります。

その地域の近くにお住まいの方、新潟市民歴がある程度長い方はご存知の方も多いと思います。

一応知らない方のために申し上げると、これはある特定の地域を指す呼び名です。

もの凄く大ざっぱに言ってしまうと、広い意味での古町エリアを、大きく2つに分けた場合の北側部分という感じです。

「そのお店はどこにあるの」

「しもの方だよ」

なんて使われ方をします。

古町エリアは地名が非常に細かくて、普通なら1丁目、2丁目くらいの範囲で全く違う地名に変わったりするので、口頭で場所を示すのに苦労します。

そこで、だいたいあの辺だということを「しもの方」という一言で伝えられるので、大ざっぱではあるものの非常に便利な言葉なんです。

下町(しもまち)って地名なの?

私が下町(しもまち)という言葉を初めて聞いたとき、まず最初に浮かんだ疑問がこれです。

「しもまち」は地名ではありません。

ある一定の範囲の地域を表す通称です。

この表現、新潟市に長く住んでる方なら幾度となく聞いたことがあると思います。

だいたいどの辺りのことを言ってるかはわかっても、正確なエリアを把握している人が一体どれだけいることか。

中高年の新潟市民でも難易度高です。そもそも正確なエリアなど決まっていないのかもしれませんし。

でも、会話ではよく使われるんですよね。

個人的な感想としては、「しもの方」という言い方を頻繁に聞きます。

知り合いとの会話の中などで、

「お住まいはどの辺なんですか?」

「しもの方です。」

などと使われます。だいたいあの辺なんだな~と認識するまでです。

「しもの」という言い方がポイントな気がします。

「方」が付いてるゆえに、明確な場所や範囲に言及せずに済み、その辺りというだいだいの場所を示すボカした表現が出来るんですよね。

  • 答える側も正確な位置を言わなくて済み
  • 聞いた側はそれで納得

というとても都合の良い言葉なんですよね。

だいたいの場所だけ伝えるときには非常に便利な表現だと言えるでしょう。

下町(しもまち)の場所

では本題である、下町(しもまち)はどこからどこまでの範囲を指すのかというお話からです。

下町(しもまち)は、だいたい旧小澤家住宅がちょうど中心あたりになり、北は海や信濃川河口、南は柾谷小路までの範囲の一帯を指すようです。

柾谷小路が境いめとなり、そこよりも北側(信濃川河口側)のことを指すみたいです。

「古町通〇番町」などの呼び方で言うと、7番町以降が下町(しもまち)だという事になります。

そこからずーっと海や信濃川河口の方までを含めて下町(しもまち)と呼ぶみたいです。

柾谷小路が境界線だという話は出てくるのですが、反対側はどこまでかという話は全然出てこないんですよね。まあすぐ海や信濃川にぶつかるので、そこまでに含まれる全地域だろうと思われますが。

もっとも、ご年配の方を含めて、どこまでがキッチリ下町(しもまち)だよ、と知っているというか認識している方はほぼいないと思います。

エリアを指す言葉は、あまり厳密に語られずだいたいの認識で使われることがほとんどですからね。

西区にも「坂井輪」という地域の通称が存在し、「坂井輪幼稚園」とか「坂井輪小学校」などの建物名称や店名が多数存在します。

でも「坂井輪」という地名は見当たらないんですよね。

そのエリア内に住んでいる方でも、正確な区切りはご存知ないと思います。

そもそも意識することもないでしょうし。

ネット上の情報から市が発行するパンフレットなど調べてみましたが、結局のところ柾谷小路が境界線だという説が多く出てきます。

どうも江戸時代あたりから使われていた呼称のようです。

今の柾谷小路の辺りにあった新潟奉行所が、北側を下町、反対側を上町と呼んでいたという話を見かけました。

それがどうやら、下町(しもまち)という呼称の始まりのようです。

しもまちってどんなところ

下町(しもまち)はその昔、廻船問屋などで栄えた港町新潟の名残りが残る、下町情緒あふれる街並みで、あらゆるジャンルの小規模のお店が点在するエリアと言った感じです。

その他にも湊稲荷神社とか、金毘羅神社とか、みなとぴあ(新潟市歴史博物館)など、歴史情緒あふれる史跡も多く、徒歩で探索しても楽しいと思います。

今や新潟市の代表的なB級グルメとなった半身揚げで有名なせきとり本店があるのもこのエリアです。

他にも和菓子で有名なさわ山もこのエリアです。

鶏肉屋さんでリーズナブルで美味しい焼き鳥や唐揚げのテイクアウトが出来るとか、鬼太鼓焼きという独特の名称の大判焼きを売ってる和カフェの鬼太鼓工房など、魅力的なお店が多数存在します。

飲食店も多いのですが、入り組んだ下町情緒の街並みゆえ、駐車場がないところが多く、さらにはコインパーキングも少なく、車で訪問しづらいのが最大の難点です。

古くからある中華そばのお店とか、行ってみたいと思うお店がたくさんあるんですけどね。思ってから10年以上経過してます(汗)。

下町(しもまち)以外の古町エリアも駐車場がないお店が多いのは同じですが、周辺にコインパーキングがたくさんあるので、駐車場代さえ気にしなければ行けるんです。

まとめ

今回は新潟市の下町(しもまち)というのがどの範囲を指すのかをわかる範囲でまとめてみました。

柾谷小路が境目となり、そこから東側のことをしもまちと呼ぶのでした。それがどこまで続くのかはハッキリと示した情報が見つかりませんでしたが、海と信濃川があるのでそこまでだろうと推測しました。

そこまで明確に示す必要が生じることはまずないでしょうし、「柾谷小路より北側のエリア」とだけ覚えておけば良さそうです。

以上、下町(しもまち)の範囲はどこからどこまでなのかというお話でした。