あおり運転被害を防ぐ方法とされた時の対処を考えてみる

2020-07-02

昨今問題になっているあおり運転について、2020年6月30日から改正された道路交通法が施行されました。

これによりあおり運転が非常に厳罰化され、違反すると一発免取となりました。

自分があおり運転をしないのは当然として、心配なのは実際にあおり運転をされる側になった場合ですよね。

実際自分がその状況になったらどう対処しようかなとか、そもそもあおり運転されることを事前に防止する方法はないかな~と、私なりに考えてみたのでご紹介します。

それとあわせて、政府広報に掲載されていた、あおり運転にあった時の対処法もご紹介します。

あおり運転をされた時の対処

まず先に政府後方で紹介されていた対処方法から。

政府広報のインターネットテレビの解説動画では、あおり運転をされた時は以下のようにしましょうとなっています。

  1. 駐車場やパーキングエリアなど、できるだけ人が多い場所に避難
  2. ドアはしっかりロック
  3. すぐ110番通報
  4. 車外には出ない

危険なので車外には出ず、車内に居続けることが大切だと思います。

下手に正々堂々として窓を開けたり外に出たりしても意味がないです。

あおり運転を避ける、具体的な方法を考えてみる

あおり運転の被害を受けたときの対処を考えるとともに、そもそも遭わないようにする方法を考えてみました。

ということで、有効だと思うものがこちら。

  • ドライブレコーダーを設置
  • ステッカーを貼る(録画中 or 赤ちゃん乗ってます)
  • 追い越し車線(右側)を走らない
  • 道をゆずる
  • 自分が安全運転・マナーを守る。余裕のない車線変更などしない

ドライブレコーダーを設置

とにかくドライブレコーダーは重要です。

なるべくなら早めに設置しておきたいところ。

ドライブレコーダーが取り付けられていることが他のドライバーから見てわかれば、

「この車に対して変なことをしたら証拠が残ってしまう」

と加害者側に心理的なプレッシャーを与えます。

ただ、抑止の効果を発揮するためには、車の外から見てドライブレコーダーが付いてることがわからなければなりません。

明るい屋外から、暗い車内は見えづらい。

窓のすぐそばに無い限りは中々見えないので、周囲にドライブレコーダーの存在をアピールするのは難しいところです。

ドライブレコーダーのタイプによっては見えるかもしれませんが。

何より、ドライブレコーダーがもっとも力を発揮するのは、実際に何か起きてしまった時です。

現場を撮影した録画映像は有力な証拠になります。このことだけでも、今の時代ドライブレコーダーは必須と言っていいかもしれません。

値段はピンキリではあるのですが、安いとヤフオク、メルカリなどのフリマサイトで2000円くらいで買えたりします。まずは安い物でも良いので付けてしまうことをおすすめします。

ひとまず抑止効果だけ安く得るためなら、ダミーのドライブレコーダーを設置するなんて手もアリます。

リアガラス付近に付けられて存在をアピールできるものや、ランプが点灯するものなど色々あります。

前後両方撮影できて、長時間録画可能なドライブレコーダーが一番ですが、値段は高めです。

ただそれも、どんどん価格が下がって来ていて、安いものだと数千円で前後録画可能なタイプが買えます。

この記事作成段階でメルカリを見たら、前方・後方ともに録画できるものが3000円くらいで売られてました。品質はわかりませんが、安い物も出て来ているのかもしれません。

記憶媒体としてSDカードなども必要ですが、32GBくらいで1000円未満で買えるものもヤマダ電機などで売ってるので、比較的安くそろえられます。

ドライブレコーダーを付けるいいタイミングかもしれません。

ステッカーを貼る

「ドライブレコーダー録画中」などのステッカーがありますよね。

先ほど言ったように、ドライブレコーダーは車外から見えにくいので、設置することであおり運転被害の抑止効果はあまり期待できません。

ドライブレコーダーが付いてることを周囲の車にアピールするためにこういうシールを貼るのは有効です。

もっと言えば、ドライブレコーダーを付けていないとしても、シールだけ貼るのもありです。

「ドライブレコーダーが付いてるかもしれない」と思わせることで、「この車には注意した方がいい」と警戒してくれるかもしれません。

低価格で結構高いあおり運転抑止効果を発揮できる、おすすめの方法と言えます。

追い越し車線を走らない

追い越し車線はスピードを出してる車が走ってることが多いです。それが良いか悪いかは置いといて、現実的にそうです。

なるべく追い越し車線は走らず、左側車線、真ん中の車線を走るようにすれば、あおられる可能性は下がるでしょう。

そもそも、追い越し車線は走り続けることは禁止されており、追い越しをする場合にだけ使うことになっています。

2車線、3車線あれば必ずしも追い越し車線ということではないようで、見極めが難しい場面もあると思います。

交差点が多い大通りもあり、右折するためには一番右側にいる必要があり、その場合は右側車線を走るしかないです。しかし、バイパスや高速道路は走り分けができるはず。

右折したい交差点が近い場合をのぞき、最右車線を走らないようにするのが良いでしょう。

道をゆずる

急いでそうな車が後ろにいたり、車間が狭いな~と気になるくらい寄せられたら、僕はウインカーを出して路肩に停め、後ろの車を先に行かせるようにしてます。

こういう車に後ろに付かれると、落ち着いて運転できないんですよね。

運転は勝ち負けではないので、こだわりは持たずサッサと道を譲ってしまった方が、不要なトラブルの回避につながります。

自分が安全運転・マナーを守る

急な車線変更など、他車にストレスを与える運転をしないようにすることも、あおり運転被害を避けることにつながります。

何もなければ普通の車だったはずが、ストレスを感じたことであおり運転者に変貌する可能性だってあります。

あおり運転発生を抑制する意味で、まずは自分が安全運転を行い、交通マナーを守ることで不要なトラブルの可能性を減らしましょう。

あくまで僕の場合ですが、右折のために右車線に行きたいのに隙間があまり空いてない場合、ときによっては右折を諦めて遠回りします(笑)

まとめ

あおり運転にあったときの対処と、防止策をまとめてみました。

  1. 駐車場やパーキングエリアなど、できるだけ人が多い場所に避難
  2. ドアはしっかりロック
  3. すぐ110番通報
  4. 車外には出ない

というのが、政府広報が推奨する対処法。

そして、あわない様にするために

  • ドライブレコーダーを設置
  • ステッカーを貼る
  • 追い越し車線を走らない
  • 道をゆずる
  • 自分が安全運転、マナーを守る

という対策をまとめてみました。

参考になれば幸いです。