新潟県にも恋人の聖地があった!県内に散らばる3つのスポットをまとめてご紹介

2019-10-26

瀬波温泉海岸の恋人の聖地のモニュメント

恋人の聖地というのが全国に138か所あるのをご存知でしょうか。

正規の恋人の聖地以外にサテライトという物もあり、それは83か所あります。あせせると221か所にもなります。

新潟県内でいえば、恋人の聖地が3か所、サテライトが1か所あり、合計で4か所あるので、ご紹介していきます。

また、恋人の聖地には登録されていないものの、それに勝るとも劣らないスポットが幾つかあるので、あわせてご紹介します。

恋人の聖地とは

NPO法人地域活性化支援センターが運営しているプロジェクトです。

観光地が連携したり、恋人の聖地というロマンティックなスポットを認定することで、若い世代の観光地への流入を促進し、少子化対策と地域活性化に貢献しようという取り組みだそうです。

正直それが少子化対策につながるのかは疑問ですか、恋人の聖地に認定された場所があるなんて聞くと、行ってみたくなるもんです。それだけでも価値はあると思います。

新潟県にある恋人の聖地

恋人の聖地の看板

ではいよいよ、新潟県内にある恋人の聖地のご紹介です。

現在、新潟県にあるのは以下です。

  • 瀬波温泉海岸
  • 湯沢高原パノラマパーク/スキー場「天空の鐘」
  • アパリゾート上越妙高展望台(サテライト)

2019年10月現在、この3つだけです。

サテライトというのは、恋人の聖地をサポートするという位置付けらしいのですが、ようは恋人の聖地の仲間みたいなものだと思って良いでしょう。

県内にはサテライト含めても4つしかないんですね。

だいたい地方の県ではこの位なのかなと調べてみたところ、都道府県によりだいぶ差があります。

地方か都会かは関係ないようです。

ほとんどの県が3、4か所で、東京都も3つです。多いところだと長野県は9か所もあります。サテライトでもう2つ。なんかちょっと悔しいですね(汗)。

それだけ長野県には素敵な観光スポットが多いということでしょうか。たしかに観光イメージが強い県ではありますが、お隣の県にダブルスコア以上を決められているのはちょっとへこみます・・・

まあ他県は他県。とにかく新潟県にある恋人の聖地を見て行きましょう♪

瀬波温泉海岸

瀬波温泉海岸の恋人の聖地のモニュメント

ご存知、瀬波温泉海岸です。

瀬波温泉といえばテレビでもよく有名なお宿のCMが流れてますよね。瀬波温泉海岸は下越で唯一、恋人の聖地に認定されているスポットなんですよ。

詳細情報

  • 住所:村上市瀬波温泉
  • TEL:0254-53-2111(村上市観光課)
  • 駐車場:300台

アクセス

瀬波温泉海岸の場所などアクセス情報です。

場所

その名の通り、瀬波温泉にある海岸です。瀬波温泉のメインストリートをまっすぐ海岸に向かった先にあり行くのも簡単です。

駐車場

瀬波温泉海岸には300台の無料駐車場があります。

恋人の聖地のモニュメントに一番近いのは、瀬波温泉観光案内センターの駐車場です。

最寄駅・バス停留所

JR羽越本線村上駅で下車し、バスで10分、瀬波海岸前で下車。そこから徒歩1分です。

湯沢高原パノラマパーク/スキー場「天空の鐘」

長いし途中にスラッシュ入ってわかりにくいのですが、夏季は湯沢高原パノラマパーク、冬はスキー場になっている場所の中にある「天空の鐘」が恋人の聖地ということです。

アルプの里と言った方が、私くらいの中年の新潟県民にはわかりやすいでしょう。

天空の鐘そのものはとても小さいスペースです。木で囲われた一角に金がぶら下がっている、そんな場所です。

ここは広大な自然施設の中にある恋人の聖地なので、ドライブついでに「ちょっと寄って鐘を鳴らしていこうか」とは行きません(汗)。

少々時間とお金を使う覚悟が必要です。特にロープウェイにお金がかかります。大人1人往復で2000円です。

恋人の聖地の天空の鐘メインで訪問するというより、冬にスキー・スノボで来たり、春から秋にかけて高原に遊びに来たときに立ち寄って鳴らしていく、というケースが多いのかなと思います。

天空の鐘の方がついでという感じですね。

詳細情報

  • ロープウェイ営業時間:8:40~17:00
  • ロープウェイ夏季営業期間:2019/4/26~11/10
  • 住所:南魚沼郡湯沢町大字湯沢490
  • TEL:025-784-3326

ロープウェイ料金

  • 大人往復:2000円
  • 大人片道:1000円
  • 子供往復:1000円
  • 子供片道:500円

アクセス

湯沢高原パノラマパーク/スキー場、すなわちアルプの里の場所などアクセス情報です。

場所

場所の正確な特定が難しいんですが、たぶんこの辺り。

湯沢高原ロープウェイを登った山頂駅舎のすぐそばにあるようです。

駐車場

湯沢高原ロープウェイ山麓ステーション(下)の裏に1000台の無料駐車場あり。

アパリゾート上越妙高展望台

イルミネーションで有名な、アパリゾート上越妙高の一角にある展望台が登録されています。

ここは恋人の聖地サテライトです。サポート的存在という位置づけらしいです。違いはよくわかりませんが、まあ私たち利用者からしたら「ここも恋人の聖地の仲間なんだな」という感じです。

詳細情報

  • 住所:妙高市桶海1090
  • 電話番号:0570-004-111
  • 駐車場:無料

駐車場はイルミネーション利用時は無料のようですが、その他の利用での情報は不明です。

アクセス

アパリゾート上越妙高の場所などアクセス情報です。

場所

アパリゾート上越妙高の一角。

Googleマップだとなぜか「閉業」と表示されてますが、公式サイトを当たったところ記載があったので存在しているようです。

恋人の聖地ではないけれど・・・

これからご紹介する場所は、いわゆる恋人の聖地に登録されているスポットではないけれど、カップルで行くのに超絶オススメのスポットです。

中には以前に恋人の聖地だったところもあります。

このような、1度は恋人の聖地だったことがあるのならば、カップルで行くのに十分魅力的なスポットであることは間違いなし。もはや恋人の聖地と同じです。

というか・・・、「恋人の聖地」として登録されてるかどうかって、多分ですけど、推測に過ぎないですけど・・・、大人の事情が絡んでる可能性ありますよね。

だからね、恋人の聖地に登録されてないからと言って素敵なスポットじゃない、というわけではないということです。

恋人の聖地に登録されてる観光スポットの方が、されてないところより良い所とか、そういう事では全然ないですよ。

恋人の聖地でなくとも、良い観光スポットはいっぱいあります。

鵜の浜温泉海岸

以前は恋人の聖地として登録されてましたが、久しぶりに恋人の聖地の公式サイトを確認したら消えてました。元恋人の聖地ということになりますね。同じく元恋人の聖地としては、月岡のカリオンパークがあります。

上越市にある、人魚伝説で有名な海岸です。

毎晩、常夜灯の灯りをたよりに佐渡島から渡ってくる女と、地元の若い男との恋の物語が語り継がれているのだそう。童話作家、小川未明の「赤いろうそくと人魚」のモデルになったとも言われているのだそうです。

人魚伝説の碑、人魚塚、鵜の浜人魚館、300年以上も湧き続けると言われる、地元っぽい「どんどの石井戸」などレアスポットまで多数の見どころがあるエリアです。

詳細情報

  • 住所:上越市大潟区九戸浜
  • TEL:025-534-4465 大潟観光協会
  • 駐車場:70台。7、8月は有料

アクセス

鵜の浜温泉海岸の場所などアクセス情報です。

場所

上越市の海水浴場の辺りです。

地図を見ても「鵜の浜温泉海岸」という名称は見当たらず、「鵜の浜海水浴場」というところはあります。恋人の聖地への登録名だけの呼び名かもしれません。

駐車場

70台有り。7、8月は有料になるとのことです。

最寄駅・バス停留所

JR信越本線「潟町駅」から徒歩10分。

頸北観光バス「鵜の浜温泉入口」下車徒歩1分

カリオンパーク:月岡

ここカリオンパークは恋人の聖地ではないものの、カップルで訪れるのには超オススメのスポットなんですよ。

月岡温泉エリアにあり、有名な温泉宿の「摩周」の管轄の場所です。

場所は月岡温泉エリアですが、宿に泊まらずとも利用できます。

日帰りどころか半日で気軽に行けるスポットです。

左の方に少し見える白い塔のようなところに鐘があります。

ここは以前、恋人の聖地だったことがある場所なんです。

いわば元恋人の聖地ですね。

「元」が付くという意味で、恋人の聖地よりレアかもしれません。

正直言って私個人的には、恋人の聖地も含めて考えても、ここが一番素敵なデートスポットだと思います。

カリオンパーク敷地内の左の方に、「手造りガラスびいどろ」という施設があり、1Fはお土産屋さんになっており色んな物があります。

二人でお揃いのキーホルダーなど買うのもいいのですが、2Fにある工房にぜひ行って欲しいんですよ。

真っ赤なハート型の南京錠を買い、その表面に自分たちで好きな文字や模様を掘ることができます。

まさに愛の共同作業!

共同作業により、付き合いたての2人の仲が深まること間違いなしです。

2人で1つのことを行うことにより、同じ達成感やプロセスを同時に味わってすべてを共感できます。

もう十分に仲が良い2人だとしても、いつもと違う新鮮な喜びが味わえるので、あらゆるカップルにとって楽しめる場所と言えます。

そしてさらに、

「その鍵をカリオンパークにある鐘のそばの柵にガッチリ取付けカギをかけ、愛を永遠に封じ込める」

そんな最高にロマンチックなイベントも付いてきます♪

カギをくくり付けて行くと手元に思い出が何も残らないので、1Fでおそろいのキーホルダーでも買った方が良いかもしれません。

そうお金もかからず、とっても恋人っぽいことができて、観光地だけど混みすぎないし、新潟市からそう遠くもなく近すぎない、すべてが本当ちょうどいいデートスポットなんです。

すぐ近くに月岡わくわくファームがあるのもまた良し。

  • トラットリア・オラ・ハラクチェ(イタリアンレストラン)
  • 十割そば天晴れ

など、ご飯を食べるお店も複数あり、お土産を買うにも

  • 月の丘(結城堂、米希舎、ジェラート)
  • わくわくファーム(直売所)

などがあります。

色んなお店が集まってるこういうところは、お出かけのときにとっても便利なんですよね。

ここ自体が1つの観光スポットとも言えます。

また、ぴょんぴょんランドという、うさぎと触れ合えるところも併設されてるので、動物好きの彼女にはもってこいです。

また、近くには月岡で有名なラーメン屋さん、きぶん一もあります。

という具合に、月岡エリアは、この辺りだけで完結できる、優秀なデートスポットなんですよ♪

ご友人同士やご家族連れの場合は、このあとご紹介するハートの南京錠のところを省略すれば、カリオンパークは普通に観光として優秀なスポットです。

カップルの間柄がまだ微妙な、相手の気持ちもわからない段階で行くのはオススメしません。
ある程度両想いであることが確認済みの2人には素敵なイベントですが、相手の感情がいまいちだとこれ以上寒いことはないのでお気を付けを。

長くなっちゃいましたが、カリオンパークはカップルや夫婦に超オススメですよ。

夕凪の橋:出雲崎

出雲崎にある夕凪の橋です。

夕凪の橋の先端のあずまや

ここも海沿いドライブの立ち寄りスポットとして鉄板の場所です。

物産館で愛の鍵セットを買って、一番海寄りにあるあずまやの様なところの柵にくくり付けるのが定番です。

越後出雲崎天領の里の物産館に売ってるハートのプレートと鎖と南京錠
夕凪の橋の愛の鍵がたくさん取付けられた欄干

キレイに整備されたところで、トイレや自動販売機もあり、ドライブ途中の休憩所としての利用価値も高いですよ。

シーサイドベル幸せを呼ぶ鐘:寺泊

ここもドライブデートの定番中の定番です。

新潟市から海沿い経由で寺泊や柏崎、上越方面へドライブする際の、お約束的な立ち寄りスポットです。

私も含め周りの人たちは、ここを恋人岬だと勘違いしている人が多かったです(汗)。

どうでもいいですが、恋人向けのスポットってどうしてこうも鐘ばかりなんでしょうね。

すぐ隣りにはバナナウインズというレストランがありますが、なぜか新潟市でも知ってる人が多い有名なお店です。

恋人岬:柏崎

いかにも恋人の聖地っぽい名称ですが、登録されてないんですよね。過去に登録されていたこともありません。

でも新潟県ではドライブ立ち寄りスポットとしてあまりにも有名な場所です。新潟県人なら話のネタに一度は寄りたい観光スポットです。

ということで一緒に挙げておきました。

場所は本当に岬の先端です。

近くの日本海フィッシャーマンズケープにあるショップシーガルというところでハートのプレートが売っており、それを恋人岬の柵に取り付けるのがお約束♪

まとめ

今回ご紹介した恋人の聖地は、

  • 鵜の浜温泉海岸
  • 瀬波温泉海岸
  • 湯沢高原パノラマパーク/スキー場「天空の鐘」

サテライトとして、アパリゾート上越妙高展望台、この4つが新潟県にある恋人の聖地でした。

その他、私がデートに強くオススメしたいスポットで以下をご紹介させて頂きました。

  • カリオンパーク
  • シーサイドベル幸せを呼ぶ鐘:寺泊
  • 恋人岬
  • 夕凪の橋

なんていうか、「恋人の聖地」なんて名前が付いていて素敵と思う反面、大人の事情がありそげ感がチラつきます。まんまと作られたムードに乗るのもまた一興ですが、正式登録された恋人の聖地じゃなくても素敵なスポットがあるんです。

新潟県にある恋人の聖地のほとんどは、ハードルが高いというか、入場料がかかったり行くのが少し大変など、気軽に寄れない所も多いので、あくまでいつか制覇できたらいいなと思っておく位が良いのかも。

恋人の聖地がまた変わる可能性もありますしね。

個人的に1つ僭越ながら思うのは、「恋人の聖地プロジェクトに登録されてなくても、恋人の聖地と呼んでもいいじゃない」という事です。

「恋人の聖地」という言葉は、NPO法人地域活性化支援センターのオリジナルの専売特許ではないですよね。一般的な言葉のはずです。

誰がどこを恋人の聖地だと思おうが、呼ぼうが、スポットを運営する団体が自らアピールしようが自由なはずです。

「恋人の聖地に指定されているから行こう」というのもそれはそれで意義がある事です。

しかし、本来は、「恋人を連れて行ってあげたい」または「恋人と行きたくなるような素敵で楽しいスポット」だから、行くんですよね。

それぞれのスポットが創意工夫で魅力的な観光地になり、新潟県はもとより県外の恋人や夫婦、またはそれ以外の人も楽しませてくれるスポットが増えるといいですね♪

そして、県内外からたくさんの人が訪れるようになって、新潟が活性化してくれたら最高です。