西年金事務所で社会保険の資格喪失日の確認書類が取得できる【中央区西大畑町】

2018-07-09

西年金事務所で社会保険の資格喪失日を確認できる

西年金事務所の道路側から見た外観

年金に関する事だけやってると思ってたのですが、意外な事がここで出来るということを知ったのでご紹介しておきます。

知人が国民健康保険に入る手続きを忘れていたのに付き合った際に知りました。

そんなん区役所行って手続きして終わりじゃないの?と思ったらそうではなく・・・。あっち行ってこっち行って結構面倒な作業が必要でした(汗)。

それで一緒に話を聞いたり、私が空いていたので区役所やら年金事務所やらに電話しまくって確認したこと、付き添って見聞きした体験談をもとに、ここに記しておこうと思った次第です。

すべて区役所や年金事務所の方から聞いたお話が情報源です。

同じような状況になった方だけにとても役立つ、マニアックな内容になってます。

国民健康保険に入るためには社会保険の資格喪失証が必要で、以前の会社から提供されていない事に気づき、以前の会社に連絡してやり取りする手間や気まずさ、それでいて出してもらえるかもわからない、そして時間もかかりそうという事で。

ちなみに、「雇用保険被保険者資格喪失確認通知書」という物でも代用できるという噂を聞いたのですが、区役所に電話して聞いたところ、これは全く違う物なのでダメとの事でした。

社会保険から国民健康保険に切り替える流れ

一応、予備知識として有益かもしれないので、今回知った社会保険から「国民健康保険に切り替える際の流れ」を書き残しておきます。

会社を辞めると、それまで会社で入っていた社会保険を脱退して国民健康保険に入らなければなりません。

国民健康保険への加入は義務で、入る入らないを自由に選択できるものではないという事になってるそうです。

たとえ国民健康保険に入る手続きをしないでおいて、あとで必要になって入るという事をしても、社会保険を脱退した直後の日が国民健康保険に加入すべき日ということで、そこまでさかのぼって請求されます。

で、ここで問題になるのが、手続きを忘れていたなどで国民健康保険に加入しないままでいて、後で思い出したりして入る事になった時。

以前に辞めた会社から渡された書類の中に社会保険の資格喪失証のような物があれば良いんですが、付けてくれてないこともあります。どうも会社のやる事として必須ではない様で、離職者が要求しないと発行してくれてないケースが多いみたい。

また、発行してもらったのに紛失したなんて場合もあるでしょう。

この場合、市役所とか区役所では確認ができないんです。社会保険と国民健康保険は運営が全く別で、連携がないんだそうです。

なので、国民健康保険に入る前にまずは資格喪失証なるものを入手し、それを持って区役所へ行かなければなりません。

ちなみに、国民健康保険の費用は、加入した月の翌月の中旬に納付書が送付されます(区により異なるかもしれません。この部分は不確実です)。

また、まとまった額が請求されることになるので、負担が大きいですよね。

しかしご安心を。

さかのぼった分について分割納付できる場合があります。多分、ほとんどの場合できそうな雰囲気でした。区役所の窓口で相談してみてください。国民健康保険に加入した後に請求書が届いてからで良いとのことでした。

資格喪失の確認には2つの方法がある

その2つの方法とは、

  • 以前の会社に発行してもらう
  • 年金事務所で手続きをする

この二択から選べます。

まず一つは、以前勤めていた会社に連絡して発行してもらう。

一度もらっていてなくした場合も再発行出来ます。

ただし、会社側も色々あるのでやるのをしぶったり、やると言って幾ら待っても届かない。催促の電話をしても、担当者が席を外しているの一点張りだったなんて話も聞いた事あります。

または、急いで書類が欲しい場合や、前の会社に連絡したくない事もあるでしょう。そういう場合も、もう一つの方法である年金事務所に行くことで済ませる事ができます。

年金事務所に行き、厚生年金保険資格喪失等確認請求書を書いて提出します。

このやたら長い名前の書類は年金事務所にあります。

インターネットからダウンロードして印刷という方法もできますが、年金事務所に行けば用紙があるのでそこで書いてそのまま提出する方が楽ですよね。

必要な持ち物

西年金事務所で社会保険の資格喪失日の確認に必要な持ち物は以下です。

  • 年金手帳
  • 本人確認書類(免許証など)
  • 辞めた会社の会社名・住所

区役所で国民健康保険証の発行に必要な物は以下です。

  • 社会保険の資格喪失証(または年金事務所で取得できる資格喪失日の確認書類)
  • マイナンバーがわかるもの

印鑑などは修正を行う時に使うだけで、そうじゃなければ不要との事でした。

何かの手続きの際は印鑑を持ってくるのが普通だと思いますが、この日、本人は印鑑を持ってきてませんでした(笑)。

それでも年金事務所も区役所も問題なく手続き出来ましたので。

最近は本人の署名があれば印鑑不要の場面が多い気がします。

そもそも印鑑なんてどこでも売っている訳で、誰でも本人確認なく買えますからね。あまり意味がない気がします。

西年金事務所の場所

柳都大橋を渡ったらずーっとそのまま真~っすぐ。

川崎商会やなんとか横丁みたいのがある交差点も真っすぐ通過し、お墓の横を通り、西大畑公園や税務署がある所辺り。

税務署の手前の交差点を左折した奥にあります。

行った事ないと不安に思うかもしれませんが、行ってみると道は単純。柳都大橋方面から来れば一方通行で回り道するなんてこともないです。

駐車場

有20~30台ほどと余裕あります。

私が行ったときはガラガラで、3、4台しか停まってませんでした。そうそう満車になる事は無さそうなので、まず停められない事はなさそうです。

西年金事務所の駐車場。結構広い

写真の左奥にも数台分あります。

西年金事務所の利用方法

1階と2階に分かれています。用事のある課や相談内容により窓口が異なります。名称から想像がつきやすいので、すぐわかると思います。

1階にある窓口

  • 総合案内
  • 国民年金課
  • お客様相談室

2階にある窓口

  • 厚生年金特別徴収対策課
  • 厚生年金徴収課
  • 厚生年金適用促進課
  • 厚生年金適用調査課
  • 総務課
  • 地域調整課

実際の利用方法

まずは1階の総合案内で要件を伝えて該当窓口を教えてもらうのが確実です。

厚生年金のことならば2階なので、最初から2階に行ってもOK。

こんな発券機があります。

西年金事務所の発券機

上の画像の「ボタン」と書かれた黄色い所を押します。

感度がいまいち悪いみたいで、少し強めに押したら反応しました。

すると番号札が出るのでそれを持って呼ばれるのを待ちます。

西年金事務所の算定受付BOX

こんなものもありましたが、これは事業主などが利用するものかなと。

待合い席があるのでそこに座って待ちます。

西年金事務所2階の待合い席

窓口はこんな感じでズラーっと。

西年金事務所2階の窓口

西年金事務所の所内の様子

西年金事務所の階段側から入り口方面を見た図

入るとまずはこんな様子。これは2階に上がる階段方面から入り口方面を見た風景です。

この画像の右側に階段があるので、厚生年金関係の場合はそこから2階にあがります。国民年金関係ならば1階。

西年金事務所の1階、2階に何課があるかの表

西年金事務所のトイレ

1階、2階ともに男女別で用意されています。

西年金事務所のトイレの入り口。男女別。

男子トイレ内の様子。

西年金事務所の男子トイレの小用
西年金事務所の和式便器

大は洋式、和式ともに用意されているのがGood。

西年金事務所の様式便器

手洗い場はこんな感じ。

西年金事務所の手洗い場

待合い席、自動販売機などその他

1階の待合い席。ロビー風でおしゃれ。

西年金事務所の1階の待合い席

飲み物の自動販売機。付き添いで来た時はここで飲み物を買って、上図のソファーで待つのが個人的には快適でした。

西年金事務所の飲み物の自動販売機

予約相談もやっているそう。

西年金事務所の予約相談についての貼り紙

西年金事務所と東年金事務所で役割が違う!?

新潟市内には年金事務所が、

  • 西年金事務所(西大畑)
  • 東年金事務所(新光町)

の2つあります。

私は今日まで、

「東方面の人は東年金事務所、西方面の人は西年金事務所」

と別れているのか、または、

「どちらの事務所でも好きな方に行けば良い」

と思ってたんですが、全然違いました(汗)

健康保険や厚生年金保険については、新潟市内に住んでる人はすべて西年金事務所で行います。

西年金事務所では新潟市だけでなく、五泉市、佐渡市、東蒲原郡が管轄です。

ただし、これは健康保険・厚生年金保険についてだけの区切りです。

国民年金はまた区分けが異なるんだそうです。

新潟県の年金事務所の管轄について

以前は東年金事務所でも健康保険・厚生年金保険・船員保険に関する事も行っていたのが、平成30年2月1日から西年金事務所に集約されたそうです。

詳細は日本年金機構のサイトをご覧ください。

佐渡市の方はテレビ電話相談、出張相談もできる

佐渡市に住んでいる方はテレビ電話で年金相談が出来るそうです。全国初の取組みとの事で、何気にすごい西年金事務所(笑)。

そして出張相談は毎月1回決められた日時と佐渡市内の場所で行われるものです。

電話相談も出張相談も事前予約が必要とのことです。電話(025-225-3008)にかけて、自動音声で5番を選択です。詳しくは日本年金機構の西年金事務所のページをご覧ください。

西年金事務所の詳細情報

西年金事務所の細かい情報を載せておきます。

受付時間

月~金の8:30~17:15です。
ただし、年金相談は時間延長週末相談というのもやっているそうです。

時間延長とは、週の初の開所日は19:00までやっているというものです。週の初の開所日というのは、祝日のない普通の週なら月曜日のことですね。月曜が祝日だったら火曜がその週の最初の開所日という事でしょう。

週末相談とは、毎月第二土曜日は、9:30~16:00まで営業しているというものです。平日が仕事で行けないけど土曜日なら行けるという方には便利ですね。

受付時間をまとめておきます。

平日8:30~17:15
週の初開所日8:30~19:00
第2土曜9:30~16:00

社会保険の資格喪失証が必要な場合はこちらで代用の物を取得できるのは助かります。以前の会社へ連絡して気まずい思いをしたくない場合は、こちらでお世話になりましょう。

その他の情報

近くにあるスポット

近くにある他のスポットです。年金のことだけやりに行くのはモチベーションが上がらないと思うので、ついでにどこかに寄るのはいかがかと思い、幾つか挙げてみました。

普通の街中の公園や小路ばかりなので、いまいちテンション上がらないかもしれませんが・・・。